2014年01月29日
システム全体で共通の画像やファイルを管理する Library プラグイン
PowerCMS 4 で追加になったオプションプラグイン「Library プラグイン」をご紹介します。
簡単に言うと、各ウェブサイト・ブログ共通で使用したいファイルをアイテムとして取り込むためのプラグインです。
システムレベルに「ライブラリ」として画像などのアイテムを置く場所を擬似的に作るようなイメージです。その「ライブラリ」から、任意のファイルを各ウェブサイト・ブログにアイテムとしてインポートすることが可能になります。
Library プラグインを使用するためには、optionsディレクトリから plugins ディレクトリに Library フォルダをアップロードします。プラグイン設定については、最新版の PowerCMS ユーザーガイドをご確認ください。
使い方
ライブラリの操作を行うにはユーザにシステム権限「ライブラリの管理」が必要ですので、ここでは管理者が「ライブラリの管理」権限を持っているとし、ライブラリに登録した画像をブログに取り込みます。
Library プラグインを追加すると、左のメニューに「ライブラリ」という項目が追加され、画像などのアップロードが可能になります。
ライブラリに登録されている画像の一覧ページです。
各ブログの左メニューにも「ライブラリ」が追加されますが、ウェブサイトやブログでは一覧ページのみとなります。
ライブラリに登録されているアイテムの一覧が表示されます。取り込みたいアイテムにチェックを入れ、プルダウンの「アイテムとして取り込み」を選択して「GO」をクリックします。
アイテムとして取り込まれ、通常のアイテムと同様に使用できます。
取り込まれたアイテムにはライブラリの「ラベル」「説明」「アップロード時のフォルダ」がそのまま引き継がれます。
ライブラリにあるアイテムをブログに取り込む時点で実体が複製されていますので、ライブラリのアイテムを上書きしたり削除をしても、各ブログには反映されません。
たとえば、ライブラリに登録時のラベルに接頭辞「lib_」を付与しておくと、各ブログに取り込み後、このようにフィルタを設定することで、ライブラリから取り込んだアイテムを絞り込むことができます。同様に、システムのアイテム一覧でファイル名(または名前)でフィルタを設定すると、どのウェブサイトやブログに取り込まれたかを確認することも可能になります。
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