2014年07月30日
MT (PowerCMS)管理画面の作成とマークアップコンポーネント -2
前回の記事の続きです。
サンプルプラグイン
この記事で紹介するテンプレートのサンプルをプラグインにしました。
プラグインをインストールすると、左メニューに「Admin Screen Component」メニューが表れます。メニューのボタンクリックで、ステップ毎に管理画面のコンポーネントサンプルが表示されます。
ウィジェットの表示
MTApp:Widget ブロックタグ
ダッシュボードウィジェット等で使われるウィジェットの外観を持ったブロックを出力します。
<mtapp:widget
label="Widget Label">
Widget Paragraph
</mtapp:widget>
下記はリスト(ul〜li)のリンクスタイル指定と組み合わせた例です。
<mtapp:widget
id="useful-link-widget"
label="Widget with Links">
<ul>
<li><a class="icon-left icon-related" href="https://movabletype.org" target="_blank">movabletype.org</a></li>
<li><a class="icon-left-xwide icon-action" href="http://www.movabletype.jp" target="_blank">movabletype.jp</a></li>
</ul>
</mtapp:widget>
input 要素のスタイル指定
text title | 記事タイトルやテンプレート名に使われるタイトル・スタイルです。大きな文字が適用されます。 |
---|---|
text | 通常のテキストフィールド。 |
text num | 番号入力用のスタイル。幅が狭く、フィールドの中央にカーソルが来ます。 |
text path | numに次いで幅の狭いフィールド。パス等の入力用。 |
text short | pathに次いで幅の狭いフィールド。但しedit_screen変数が指定されているときは画面幅いっぱいになります。 |
text full | 画面幅いっぱいの幅のフィールド。 |
text date | 日付の「日」部分の入力フィールド。通常はtimeフィールドと併記して利用されます。 |
text time | 日付の「時間」部分の入力フィールド。通常はdateフィールドと併記して利用されます。 |
下記のように、edit_screen変数の指定の有無で表示幅に違いがあります。
edit_screen変数指定無し
edit_screen変数指定有り
日付選択フィールド
class「date」指定フィールドは下記のようにしてカレンダー形式の選択入力欄を作ることができます。
<mtapp:setting
id="date-time"
label_class="top-label"
label="date-time-fields"
show_hint="0"
show_label="1">
<input type="text" id="time-on-date" class="text date text-date" name="time_on_date" value="" />
<span class="separator"> @</span>
<input type="text" id="time-on-time" class="text time" name="time_on_time" value="" />
</mtapp:setting>
textarea 要素のスタイル指定
入力フィールドの高さの指定が可能です。
text low | min-height:5emが適用されます。 |
---|---|
text high | min-height:15emが適用されます。 |
text highest | min-height:35emが適用されます。 |
button 要素のスタイル指定
action primary button | プライマリボタン。濃いブルーのボタンに白いテキストのボタン。 |
---|---|
action button | その他のボタン。濃いグレーのボタンに白いテキストのボタン。 |
管理画面のローカライズ
管理画面の文字列を各言語に__transから始まる特別なタグを使います。
<__trans phrase="Translated Paragraph">
最新のMTではケースによっては不要になっていますが、プラグインに固有の言語ファイルを利用する場合は、__trans_sectionタグを使って、そのブロックを囲みます。
<__trans_section component="AdminScreenComponent">
<mtapp:widget
id="with-translate-widget"
label="<__trans phrase="Translated Label">">
<__trans phrase="Translated Paragraph">
</mtapp:widget>
</__trans_section>
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