2017年03月07日
YAPC::Kansai にご当地&懇親会スポンサーとして(トークにも)参加しました。
3月4日に開催された Perlのイベント YAPC::Kansai にご当地スポンサー、懇親会スポンサーとして参加してきました。地元大阪での開催でもあり、Perlをメインにしている会社なので、ノベルティもCM映像も用意して気合い入れて参加しました。会社としても個人的にもYAPC初参加でした。
また、今回はいつもの? Movable Typeネタではなく「macOSネイティブアプリ作成におけるPerlの活用」と題して20分間のトークをさせていただきました。ちなみに、このブログ記事はこのセッションで紹介したmacOSネイティブアプリ(MAUS)で書いています。
Perl でOSネイティブのアプリケーションを作れたらいいなと思ったことはないでしょうか? 私はMovable TypeのクライアントアプリMAUS(https://alfasado.net/apps/maus-ja.html) やいくつかのmacOSアプリを作成・公開していますが、これらのアプリではPerlが活用されています。本トークセッションでは 統合開発環境Xojo(https://xojo.grapecity.com)でのアプリケーション開発にPerlを活用するTipsについてご紹介します。
参加したセッションの感想なども少し書いておきたいと思います。
Perl でわかる!サーバレス
PowerCMS クラウドで利用しているAzureの件でもお世話になっているマイクロソフトの久森さんのセッションです。
Azure Functions + Perlでサーバレスというのが興味深いと思いました。Perl5.22が入っているとのこと。あとで懇親会会場へ移動する道中で直接お聞きしたのですが、Pure Perlのモジュールは問題なく動くし、Windowsプラットフォームなので、.exeが置けるのだそうです。Windows版が提供されている様々なアプリケーションを利用して、Perlで書いたサービスをクラウドで提供する、といった用途に向いていると感じました(実際に自社のサービスでの利用を検討中です)。
利用しているBaaSが終了するときにすべきこと または Parse.com の終了と私たちの取り組み
mixiで ノハナ(nohana)のエンジニアをなさっている side_tana さんによるセッションです。正直涙なしでは聞けないお話でした。アルファサードでもモバイル関連のソフトウェアやサービスの取り組みを今やっていて、Parse.comの存在も知っていたのですが(且つ、今企画しているサービスで、BaaSの利用を検討しているのでした)、「BaaSの利用は借金に近い」という言葉は重みがありました。常にそういったことを考えながらサービスを利用する覚悟がないと、という意味でとても響きました。
mail_form.cgi reborn
おなじみ、小飼 弾さんのライブコーディングと言うか、独り言ぶつぶつの会といいますか。プロジェクターが突然落ちたのには会場爆笑でした。
個人的には、ヒアドキュメントというか、CGIのソースに書いてあるHTMLが気持ち悪くてしかたなかったのですが、メール送信やバリデーションのところまででタイムアップとなったのが残念でした。途中テンプレートエンジンの話まで行きかけたのですけどね(多分、あのフォーム、XSSがあった気がする)。
竹迫 良範さんによるKeynote
イベントのテーマでもあった「温故知新」を主題としたキーノートでした。竹迫さんの人柄(お話したのは今回が初めてだったのですが)が出ているというか、途中Windowsのキーボードをハックしてゲームするライブとか交えながら、アセンブラの話、パンチカード、FM-TOWNSとか、ご自身のキャリアの紹介をしながら、若いエンジニアに話しかけるような熱い内容でした。 40歳になられたとのことですが、個人的には「会社人から社会人」、ゆくゆくは若い人たちをバックアップするようなことをしたいと(懇親会で少しお話させていただきました)仰られていました。私もそういう思いはあるんですけど、10年歳くっちゃってますがまだ実現できていません。
イベント全体を通して
普段私がよく参加している Movable Type や webアクセシビリティ関連のイベントとは違い、さすがに開発者が主役のイベントだな、と感じました。
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