2017年04月20日
新しくなったメールマガジンプラグインについて
※この機能は近日リリースの予定です。
新機能
- これまでの「メールマガジンの購読」権限のあるメンバー以外にメンバー、アドレス帳、コメント、フォームへの投稿などから送信先を指定できるようになりました。
- HTMLメールの作成に関する様々な機能が追加されました。
- メールテンプレートを複数登録することができるようになりました。
- メールマガジンがカスタムフィールド、更新履歴機能に対応しました。
- リッチテキストエディタのひな形を登録することができるようになりました。
- メールの開封やサイトへの訪問、コンバージョンといったアクティビティを取得できるようになりました。
- 会員登録機能を使わずにメールアドレスのみを登録できるようになりました。
- メールサービスSendGridと連携して、バウンスメールになったメールアドレスへの配信を停止できるようになりました。
一覧について
メールマガジンの一覧を表示します。
メールマガジン新規作成・編集画面について
この画面ではメールマガジンを新たに作成するか、既存のメールを編集します。
タイトル欄
送信するメールのタイトルになります。MTタグが利用可能です。
<mt:BlogName> 通信 (No.<mt:MailMagazineNumber mailtemplate_id="3">)
メールテンプレート選択ボタン
メールテンプレートを選択して適用します。メールテンプレートを選択すると、タイトル欄、本文欄、Fromアドレス欄が適用されます。メールテンプレートについては後述します。
メール本文入力欄
送信するメールのタイトルになります。MTタグが利用可能です。 MTタグの記述方法は通常の記述の他に {{mt:タグ名}} 形式での記述が可能です。
テンプレートの記述例
{{mt:Entries lastn="10"}}
{{mt:if name="__first__"}}
最新10件のニュース
{{/mt:if}}
■ {{mt:EntryTitle}} ({{mt:EntryDate}}公開)
{{mt:EntryPermalink}}{{/mt:Entries}}
配信対象選択ボタン
配信対象のメールアドレスをカンマ区切りで指定します。メンバー、アドレス、コメントからメールアドレスを抽出することが可能です。MobileAppsが有効な環境ではデバイスから、ContactFormが有効な環境ではフォームへの投稿からメールアドレスを抽出できます。メール送信へのオプトインが取れているかどうかについては運営者側で判断をしてください(オプトイン、オプトアウトについては後述します)。
※表示されるボタン群は権限やプラグイン、対象のオブジェクトが存在するかどうかで変わります。
Fromアドレス
メールのFromアドレスを指定します。指定のない場合、環境設定 EmailAddressMain の値が利用されます。
メール種別
HTMLメール(既定値)、テキストメールを選択します。
HTMLメールの場合、メールテンプレートを選択できます。メールテンプレートを選択すると、メールテンプレート中に本文欄のHTMLを差し込んだ形でメール本文を作成して送信します。
テキストメールを選択した場合、文字数を指定してテキストを折り返すことができます。
記事として保存する
メールマガジンのタイトルを記事のタイトル、本文欄を記事の本文として、記事を作成します。ステータス、フォーマット、カテゴリの指定が可能です。記事の公開日はメールの配信日になります。
変更メモ
メールマガジンはリビジョン機能に対応しているため、変更メモを付けることができます。
送信日時
メールマガジンの送信日時を指定します。ステータス「今すぐ実行」を指定した時は、「送信日時」の設定に関わらず送信が行われます。
※メールが配信されるタイミングについて ステータス「今すぐ実行」を指定した時、環境変数「MMRealtimeDeliverLimit(初期値50)」よりも配信対象メールアドレス数が少ない(未満)場合、メールマガジンの保存時にリアルタイムにメールが配信されます。配信対象メールアドレス数が環境変数「MMRealtimeDeliverLimit」より多い場合、メールはキューに保存され、順次送信されます。予約配信を指定した場合、run-periodic-tasksの実行時に処理が行われます(実行時に「送信日時」を超えていた場合にしィリが行われる)。run-periodic-tasksの実行による送信についても、配信対象メールアドレス数が環境変数「MMRealtimeDeliverLimit」より多い場合は、キューを経由してメールが配信されます。
ステータス
「下書き」「今すぐ配信」「予約配信」「送信済み」から選択できます。一度「送信済み」になるとそのメールは編集、再送信できなくなります。
複製及び保存して複製
ステータスが「送信済み」となったメールは「複製」、それ以外のメールは「保存して複製」することができます。
テンプレート・タグ
メールマガジンのタイトル、本文中に利用可能なテンプレート・タグです。メールマガジンのナンバリングやメールの効果測定のためのタグなどが利用できます。 MTMailMagazine〜 から始まるタグは、省略形MTMM〜に置き換えることが可能です。
HTMLメールテンプレート内で利用可能なタグ(ファンクション・タグ)
HTMLメールテンプレートは、メール本文を囲むHTMLのひな形を作成する機能です。HTMLメールテンプレートの中では通常のMTテンプレート以外に以下のテンプレート・タグが利用できます。
MTMailMagazineTitle
メールマガジンの件名を出力します。
MTMailMagazineBody
メールマガジンの本文を出力します。HTMLメールテンプレートの最小限の記述は、以下のようになります。
<html>
<head>
<title><mt:MailMagazineTitle></title>
</head>
<body>
<mt:MailMagazineBody>
</body>
</html>
メール本文及びHTMLメールテンプレート内で利用可能なタグ(ファンクション・タグ)
MTMailMagazineDate
メールマガジンの送信日時欄に指定した日付を出力します。formatモディファイアで日付の様式を指定できます。
MTMailMagazineCurrentDate
メールマガジンの送信日時欄に指定した日付ではなく、メールの送信日時を出力します(リアルタイム送信以外では、キューに登録されたタイミングの日時となります)。formatモディファイアで日付の様式を指定できます。
MTMailMagazineNumber
配信済のメールマガジンの件数+1を出力します。mailtemplate_idモディファイアを指定すると、メールテンプレート毎に件数をカウントします。mailtemplate_id に 'auto'を指定すると、現在のメールマガジンに適用されているメールテンプレート毎に件数をカウントします。mailtemplate_id に 'html'を指定すると、現在のメールマガジンに適用されているHTMLメールテンプレート毎に件数をカウントします。 ignore_blog_contextモディファイアを指定すると、システム全体での配信数+1をカウントします。
MTMailMagazineWebBeacon
DataAPI を利用してHTMLメールの開封をチェックするためのIMGタグを埋め込むことができます。以下のようなHTMLが出力されます。
<img src="https://example.com/mt/mt-data-api.cgi/v2/sites/1/mailactivity_api?mmId=1&type=1&Id=JhBeCbrw3Av2HbGuTxA2ReGzgQza0Arb " alt="" />
MTMailMagazineOptOutLink
「購読を解除する」リンクを出力します。labelモディファイアでリンクテキストを指定できます。
<a href="https://example.com/mt/mt-data-api.cgi/v2/sites/1/mailactivity_api?mmId=1&type=5&Id=JhBeCbrw3Av2HbGuTxA2ReGzgQza0Arb">購読を中止</a>
メールマガジンが「テキストメール」の設定の時、URLのみが出力されます。このエンドポイントが呼び出された後、プラグイン設定の「オプトアウト後の遷移先URL」で指定したURLへリダイレクトされます。指定のない場合、完了画面テンプレートが利用されます。パラメタ return_url の指定がある場合は、そちらが優先されます。遷移先を指定する場合は、return_url モディファイアで付与することができます。
confirmモディファイアを指定すると、購読解除の確認画面を表示するURLへのリンクを出力します。
<a href="https://example.com/mt/mt-mailmagazine.cgi?__mode=start_unsubscribe&Id=JhBeCbrw3Av2HbGuTxA2ReGzgQza0Arb&blog_id=1">購読を中止</a>
メール種別がテキストメールの時、URLのみが出力されます。モディファイア type="1"を指定すると、HTMLメールのでもURLのみが出力されます。
MTMailMagazineUserToken
ユーザーのメールアドレスを識別するトークン(暗号化されたメールアドレス)を出力します。この値を DataAPI エンドポイントに「Id」パラメタとして付与してアクセスすることで、クッキー「mmactivity_sessid」に値が保持されます。
MTMailMagazineID
メールマガジンのID出力します。この値を DataAPI エンドポイントに「mmId」パラメタとして付与してアクセスすることで、クッキー「mmactivity_mmid」に値が保持されます。
MTMailMagazineParams
記事やページなどのURLに付与することで、メールマガジンからの訪問を記録するためのパラメタを出力します。typeモディファイアに数字を指定することで、メールアクティビティの種類を表す数字をtypeパラメタに指定して出力します。
?Id=JhBeCbrw3Av2HbGuTxA2ReGzgQza0Arb&mmId=1&type=2
※typeパラメタの数字について
1=メールの開封
2=メールからの訪問
3=コンバージョン
4=オプトイン
5=オプトアウト(購読の解除)
MTMailMagazineUserName
メールの送信先ユーザーの名前をメール毎に出力します。アドレス帳に登録された「名前」もしくは、MTのユーザー(会員、メンバー)の表示名、もしはコメントの投稿者名が出力されます(配信対象欄のメールアドレスをどのオブジェクトから取得したかによって名前の取得元が変わります)。
MTMailMagazineUserEmail
メールの送信先メールアドレスを出力します。
MTMailMagazineUserOrganization
メールの送信先ユーザーの所属(組織)をメール毎に出力します。配信タイプが「連絡先(notification)」でアドレス帳に「所属」が登録されている場合にその値を出力します。購読登録Webアプリで「所属」を登録させるには登録フォームに「organization」パラメタを追加します。
MTMailMagazineSignature
ウェブサイト/ブログのプラグイン設定の「署名」に指定した値を出力します。署名にはMTタグが利用できます。
mmparams(グローバル・モディファイア)
URLにMTMailMagazineParamsの値を付与します。モディファイアに指定した値がメールアクティビティのtypeになります。 例えば、記事のコンテキストで記事へのリンクにパラメタを付与したい場合、以下のようにします(リッチテキストエディタを使ってリンクを挿入する場合「{{mt:EntryPermalink mmparams='2'}}」のように属性をシングルクオートで囲う必要があることに注意してください。type=2は「訪問」なので、ユーザーがメール中のこのリンクをクリックした場合、データベースにメールアクティビティ「訪問」が記録されます。
<a href="{{mt:EntryPermalink mmparams='2'}}">{{mt:EntryTitle escape='html'}} ({{mt:EntryDate}}公開)</a>
記事やウェブサイト/ブログのテンプレートで利用可能なテンプレート・タグ
MTIfEntryFromMailMagaine(ブロック・タグ)
記事のコンテキストの中で利用可能です。メールマガジンの作成・編集画面から生成した場合に内容を出力します。このブロック・タグの中ではメールマガジンの本文欄で利用できる各タグが利用可能です。
MTMailMagazineScript
購読申し込み、購読解除のCGIスクリプトのファイル名を出力します。初期値は mt-mailmagazine.cgi です。環境変数 MailMagazineScript で変更が可能です。
MTMailMagazineTrackingJS(ファンクション・タグ)
メールマガジンから遷移したページで実行して、訪問やコンバージョンなどのトラッキングを DataAPI に非同期送信するための JavaScript コードを出力します。MTMailMagazineParamsタグと同様に、typeモディファイアによってエンドポイントに渡すアクティビティの種類を指定できます。指定のないときは「2(訪問)」となります。URLパラメタ指定のある場合はモディファイア指定や記事IDの指定などよりもURLパラメタ指定の値が優先されます(例えば記事のコンテキストでは「entryId = '1';」形式で記事IDが出力されますが、entryIdパラメタが付与された場合はそちらが優先されます)。 パラメタ mmId はメールマガジンのID、パラメタ Id はメールアドレスを識別するための値ですが(MTMailMagazineUserTokenの出力値)、一度 DataAPI のエンドポイントにアクセスするとこれらの値はクッキーに保存され、パラメタのない場合はクッキーから取得しますので、メールマガジンからの遷移の場合以外に動的にパラメタを付与する必要はありません。
<script type="text/javascript">
var activitySessid = location.search.match(/[^mm]Id=(.*?)(&|$)/);
if ( activitySessid ) {
activitySessid = activitySessid[1];
} else {
activitySessid = mmGetCookie( 'mmactivity_sessid' );
}
var activityMmId = location.search.match(/mmId=(.*?)(&|$)/);
if ( activityMmId ) {
activityMmId = activityMmId[1];
} else {
activityMmId = mmGetCookie( 'mmactivity_mmid' );
}
var actType = location.search.match(/type=(.*?)(&|$)/);
if ( actType ) {
actType = actType[1];
} else {
actType = '';
}
var entryId = location.search.match(/entryId=(.*?)(&|$)/);
if ( entryId ) {
entryId = entryId[1];
} else {
entryId = '1';
}
if ( entryId ) {
entryId = decodeURIComponent( entryId );
}
if ( activitySessid && activityMmId ) {
if (! actType ) {
actType = 2;
}
activitySessid = decodeURIComponent( activitySessid );
activityMmId = decodeURIComponent( activityMmId );
actType = decodeURIComponent( actType );
var endpoint = 'https://example.com/mt/mt-data-api.cgi/v2/sites/1/mailactivity_api?mmId=' + activityMmId + '&type=' + actType + '&Id=' + activitySessid;
var req = new XMLHttpRequest();
var url = document.URL;
url = url.split( '?' );
url = encodeURIComponent( url[ 0 ] );
endpoint += '&url=' + url;
if ( entryId ) {
endpoint += '&entryId=' + entryId;
}
req.open( 'GET', endpoint, true );
req.send( null );
}
function mmGetCookie( name ) {
var result = null;
var cookieName = name + '=';
var allcookies = document.cookie;
var position = allcookies.indexOf( cookieName );
if( position != -1 ) {
var startIndex = position + cookieName.length;
var endIndex = allcookies.indexOf( ';', startIndex );
if( endIndex == -1 ) {
endIndex = allcookies.length;
}
result = decodeURIComponent(
allcookies.substring( startIndex, endIndex ) );
}
return result;
}
</script>
プラグイン設定(ウェブサイト/ブログ)について
デフォルトメールタイトル
新規作成時のメールタイトルです。テンプレートを選択すると、タイトルは選択したテンプレートのタイトルに設定されます。MTタグの利用が可能です。
署名
MTMailMagazineSignature タグを使ってここで設定した文字列を挿入できます。MTタグの利用が可能です。
Fromアドレス
メールの送信元アドレスです。指定のない場合システムのメールアドレスが使われます。
登録確認メール件名
mt-mailmagazine.cgi (MTMailMagazineScript) から購読の登録を行うと、指定したメールアドレスに確認メールが届きます(確認用のURLをクリックすることで登録が完了します)。そのメールの件名を設定します。MTタグの利用が可能です。
管理者向け購読通知件名
新たなメールマガジン購読の登録があった時に管理者にメール通知が送信されます。そのメールの件名を設定します。MTタグの利用が可能です。
管理者向け解除通知件名
メールマガジン購読の解除があった時に管理者にメール通知が送信されます。そのメールの件名を設定します。MTタグの利用が可能です。
購読(解除)の通知先
新規購読登録、解除の際に通知メールを送信するアドレスを指定します。指定のない場合Fromアドレスの設定が使われます。Fromアドレスにも指定のない場合、システムのメールアドレスが使われます。
オプトイン後の遷移先
mt-mailmagazine.cgi (MTMailMagazineScript) またはDataAPIを通じてメールマガジンの購読登録を行った際に遷移する先のURLを指定します。指定のない場合、完了画面テンプレートが利用されます。パラメタ return_url の指定がある場合は、そちらが優先されます。
オプトアウト後の遷移先
mt-mailmagazine.cgi (MTMailMagazineScript) またはDataAPIを通じてメールマガジンの購読解除を行った際に遷移する先のURLを指定します。指定のない場合、完了画面テンプレートが利用されます。パラメタ return_url の指定がある場合は、そちらが優先されます。
エディタを利用
リッチテキストエディタを利用する際にチェックします。
エディタCSS
リッチテキストエディタに適用するCSSのURLを指定します。MTタグの利用が可能です。
theme_advanced_buttons1 〜5
リッチテキストエディタに追加するボタンの情報を入力します。
環境変数について
mt-config.cgiに設定可能な環境変数の一覧です。
EnableAddressBook
アドレス帳を有効にするには1を指定します(プラグインをインストールすると初期値が1になります)。
MMEMailAddressRemember
購読登録Webアプリで、クッキーに保存されている暗号化済のメールアドレスから復号化した値をフォームのメールアドレス欄にセットする場合、1を指定します(初期値 0)。
MMDataAPIVersion
メールマガジンプラグインが影響するエンドポイントのバージョン番号を指定します(初期値 2)。
MMDeleteNotificationAtOptOut
オプトアウト、購読解除時にアドレス帳からメールアドレスを削除する場合に指定します。(初期値 1)。指定のない場合、メールアドレスは削除されませんが、オプトアウト、購読解除されたメールアドレスにはメールの送信ができなくなります。
MMRegistNotificationAtOptIn
DataAPIのメールアクティビティAPIにオプトイン(type=4)が渡された時、アドレス帳にメールアドレスを登録します(初期値 0)。
MailMagazineScript
購読登録Webアプリのスクリプトファイル名を指定します(初期値mt-mailmagazine.cgi)。
ExportMMEncoding
メールマガジン、メールテンプレート、アドレス帳、メールアクティビティのエクスポート(インポート)に利用する文字エンコーディングを指定します(初期値 cp932)。
MMRealtimeDeliverLimit
メールマガジンを「今すぐ送信」する時にリアルタイムに配信するメールの上限を指定します。この値を超えるメールアドレスへ配信する場合、メールはキューに保存され、順次送信されます(初期値 50)。
MMTaskTSBuffer
予約配信を行う際に、指定した秒数「前」の時刻を元に送信日時を検索します(初期値 5)。この値が5の場合、run-periodic-tasksが 2017年3月22日 9:55:56秒に実行されたとき、 2017年3月22日 10:00:00に配信予約されたメールマガジンは配信対象となります。
MMSendMailToLog
メール配信時に1通毎にログを保存する場合に指定します(初期値 0)。
MMRC5SecretEncryptKey
メールアドレスをRC5暗号化する際のキー文字列を指定します(初期値 mmencryptkey4a56b3)。
MMSendGridSecretAPIKey
メール送信にウェブサービスSendGridを利用している時、バウンスメール(エラーとなったメール)をチェックしてメールアドレスを配信対象から外すことができます。SendGridのAPI キーを指定します(初期値 値なし)。
購読登録Webアプリについて
mt-mailmagazine.cgi (MTMailMagazineScript) はメールマガジンの登録、解除を行うためのCGIアプリケーションです。
メールマガジンの登録フロー
- メールマガジンの購読登録画面から、メールアドレス(必須)と名前を入力して「購読する」ボタンをクリックする
- 入力したメールアドレスに確認メールが届く
- メールに記載された確認用 URLをクリックする
- 登録が完了し(データは「アドレス帳」に保存されます)、管理者にメールが送信される
パラメタ
blog_id (必須)
メールマガジンの購読登録するウェブサイト/ブログのIDです。複数の blog_id パラメタを指定することで、複数のウェブサイト/ブログにまとめて登録・登録解除を行うことができます。
__mode
- 指定なしの場合、メールマガジンの購読登録画面が表示されます。
- start_unsubscribe を指定すると、メールマガジンの購読解除確認画面が表示されます。
購読登録Webアプリテンプレートについて
以下のテンプレートがそれぞれ利用されます。拡張子を除くファイル名を identifier に指定したテンプレートモジュールを登録すると、テンプレートファイルの代わりにそのテンプレートが利用されます(mail_magazine.tmplの場合、identifier「mail_magazine」)。アップグレード時に、システムのテンプレートモジュールとして登録されます。
- plugins/MailMagazine/tmpl/mail_magazine.tmpl : mt-mailmagazine.cgi のテンプレートです。
- plugins/MailMagazine/tmpl/verify-subscribe.tmpl : 購読登録時の確認メールのテンプレートです。
- plugins/MailMagazine/tmpl/subscribe-admin.tmpl : 購読登録時の管理者向け通知メールのテンプレートです。
- plugins/MailMagazine/tmpl/unsubscribe-admin.tmpl : 購読解除時の管理者向け通知メールのテンプレートです。
- plugins/MailMagazine/tmpl/mail_magazine-error.tmpl : mt-mailmagazine.cgi のエラーテンプレートです。
メールテンプレートについて
複数のメールテンプレートを登録し、メールマガジンの作成・編集画面で選択できるようになります。また、HTMLコードを登録してエディタに挿入できるようになります。
メールテンプレートのタイプ(種類)
- メールテンプレート : メールの本文にあたる部分になります。
- エディタ定型文 : リッチテキストエディタに挿入するHTMLコードを登録します。
- HTMLメールテンプレート : メールテンプレートの外側のHTMLヘッダ、フッタを登録します。
タイトル欄
メールテンプレートの場合、メールマガジンのタイトルになります。MTタグが利用可能です。エディタ定型文の場合、ドロップダウンに表示されるラベルになります。
本文欄
メールテンプレートの場合、メールマガジンの本文になります。HTMLメールテンプレートの場合、メールテンプレートの外側のHTMLヘッダ、フッタを入力します。エディタ定型文の場合、挿入される定型文、HTMLを入力します。 MTタグが利用可能です。エディタ定型文にMTタグを登録した場合、エディタに挿入されるのはMTタグがビルドされた結果となります。MTタグを活かしたまま挿入したい場合は、{{}}形式で入力してください。
DataAPI エンドポイントについて
メールアクティビティAPI
GET /sites/:site_id/mailactivity_api
パラメタ
mmId (必須)
メールマガジンのIDです。一度この値を受け取ったブラウザにはクッキー「mmactivity_mmid」がセットされます。mmIdパラメタのない場合、このクッキーから値を取得します。いずれの方法でもメールマガジンのIDが取得できなかった場合、エラーとなりメールアクティビティは保存されません。
Id
MTMailMagazineUserToken、MTMailMagazineParamsタグで出力されるユーザーのメールアドレスを識別するトークン(暗号化されたメールアドレス)です。
Idパラメタの代わりに暗号化されていないメールアドレスを渡すことができます。
※メールアドレスの取得について APIは、email パラメタの値、次いでIdパラメタの値を復号化した値、両方とも存在しなければクッキー「mmactivity_sessid」の値を復号化した値の順番でメールアドレスを取得します。いずれの方法でもメールアドレスが取得できなかった場合、エラーとなりメールアクティビティは保存されません。
type
アクティビティの種類を指定します。指定のない場合、訪問に(訪問時に開封の記録のない場合は開封も同時に)識別されます。 アクティビティの種類は下記の通りです。
1=メールの開封
2=メールからの訪問
3=コンバージョン
4=オプトイン
5=オプトアウト(購読の解除)
return_url
リクエストが成功した後の遷移先URLを指定します。指定のない場合、アクティビティの種類は下記の通りとなります。
1=メールの開封 : 1pixel×1pixelのGIF画像のURLへ遷移します。
2=メールからの訪問 : メールアクティビティJSONリソースを返します。
3=コンバージョン : メールアクティビティJSONリソースを返します。
4=オプトイン : プラグイン設定の「オプトイン後の遷移先URL」で指定したURLへリダイレクトされます。指定のない場合、完了画面テンプレートが利用されます。
5=オプトアウト(購読の解除) : プラグイン設定の「オプトアウト後の遷移先URL」で指定したURLへリダイレクトされます。指定のない場合、完了画面テンプレートが利用されます。
メールマガジンの取得・作成・更新・削除
取得 GET /sites/:site_id/mailmagazine/:mailmagazine_id
取得(リスト) GET /sites/:site_id/mailmagazine/
作成 POST /sites/:site_id/mailtemplate
削除 DELETE /sites/:site_id/mailmagazine/:mailmagazine_id
メールテンプレートの取得・作成・更新・削除
取得 GET /sites/:site_id/mailtemplate/: mailtemplate_id
取得(リスト) GET /sites/:site_id/mailtemplate/
作成 POST /sites/:site_id/mailtemplate
削除 DELETE /sites/:site_id/mailtemplate/:mailtemplate_id
メールアクティビティの取得・作成・更新・削除
取得 GET /sites/:site_id/mailactivity/:mailactivity_id
取得(リスト) GET /sites/:site_id/mailactivity/
作成 POST /sites/:site_id/mailactivity
削除 DELETE /sites/:site_id/mailactivity/:mailactivity_id
旧プラグインとの変更点、アップグレード処理について
- 旧プラグインでステータス=2は配信完了でしたが、配信終了のステータスは4に変更されました。アップグレード時に変換されます。
- 旧プラグインで is_scheduled フラグが付いているメールマガジンで、未送信のものはアップグレード時にステータスが3(配信予約)に変換されます。
- プラグイン設定のメールテンプレートは廃止され、アップグレード時にメールテンプレートにコンバートされます。
- アップグレード時に「メールマガジンの購読」ロールが割り当てられているユーザーがアドレス帳に自動的に登録されます。
- 旧プラグインではメール配信は「メールマガジンの購読」ロールが付与されているユーザーが対象でしたが、新プラグインでは「メールマガジンの購読『権限』」が付与されているユーザーが対象になります。また、オブジェクトの一覧から配信対象メールアドレスを選択することが可能です。
- カテゴリー
- PowerCMS 4
- プラグイン
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