2017年05月11日
産休育休を経て復職したウェブディレクターの働き方の変化
アルファサードでは、週に1回の在宅勤務や週休3日制の選択等、個々のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
私は2016年7月に出産し、2017年4月に11ヶ月の産休・育休から復職をしたウェブディレクターです。現在、週5で9:30〜16:30という時差+時短勤務。今回は、妊娠出産〜復職を経験したウェブディレクターの働き方や気持ちの変化について書いてみたいと思います。
ロールモデルがまだまだ少ない
当社は男性比率が高い会社ですが、ここ数年のウェブ系セミナー等の参加者を見渡すとかなり女性が多くなったと感じます。男女関係なく働くことができる業界だと思いますが、私の周りでは、乳幼児の子育てをしながらウェブディレクターというお仕事をしている人は非常に少ないのが現状です。
私自身、当社において在職中に妊娠〜産休育休を経て復職した最初の社員です(働く母が入社したケースはいくつもあり、現在もモリモリ活躍中です!)。退職という選択はまったく頭になかったのですが、会社としても前例の無いこと。今までどおりには働けない中でどういう風に働きたいのか、会社や周囲にはどのように協力してもらいたいのか、自分から声をあげて伝えていくことが必要でした。
産休に入るまで普通に働ける?
つわりなどの体調不良を伴う方も多いので、今まで通り働けるかはその人による、としか言えません。特に妊娠初期はお腹も目立ちませんし、まだ会社には報告しづらい時期だと思いますが、お腹の赤ちゃんにとっては一番大事な時期なのでとにかく無理は禁物です。
新幹線による移動は医師からの制限が無ければ問題ありませんが、妊娠3ヶ月のときの出張は、いつもよりものすごく疲れてしまいました。つわりがほぼ無く比較的元気な妊婦だった私にとって、「今までの身体とは違うんだな」ということを実感した最初の出来事でした。
会社にはこの少し後で報告し、担当していたお客様にも事情を説明。
テレビ会議や電話での打合せで対応させていただき、どうしても出張が必要なときは別のスタッフに行ってもらうなど、周囲のサポートのおかげで産休に入るまで無事に働くことができました。
尚、妊婦健診や産院・自治体による母親学級など、何かと平日の用事が増えお休みを取ることも多くなります。これまでと同じ働き方はできないと早めに覚悟を決めて、無理をしすぎないことが最優先だと思います。
仕事から離れる寂しさ
引き継ぎも無事に終え産休に入ったにも関わらず、産前はまだ自分が関わっていた案件のことがすごく気になったり、会社の一員なのに一員じゃないみたいで寂しくなったりしていました。社内のSNSを時折チェックしてみるものの、自分の居場所の無さに気付いてそっと閉じる日々...。
とはいえ、子が産まれるとすぐに仕事のことは頭の片隅に追いやられ、「お世話しないと死んでしまうか弱い生き物」の24時間対応に明け暮れる毎日。時々、同僚から聞く会社の話は新鮮だったり懐かしかったり、気分転換になってとても楽しかったことを覚えています。
復職への不安と「戻る場所」があるということ
子が1歳に達するまで取得できる育児休業期間。
少し落ち着いたらスキルアップのための勉強ができるかな、そんな夢を見ていた自分にビンタをしたい気分です。勉強どころか、本やパソコンを開くことがほぼ不可能でした。業務に関連する本を読んだり、ネットの記事を読むことができるようになったのは復職直前になってからでした。
1年近く現場を離れた自分が以前のようにお仕事できるのか、周囲にも認めてもらえるのかという不安は今も感じるところですが、子も保育園という新しい場所で頑張っているので、「ママもお仕事頑張るね!!!」と気持ちを奮い立たせて、またこれから走り出したいと思います。
まだ復職したばかり、厳しい現実はこれからやってくるのかもしれません。よく聞く話だと、会社に着いた途端に保育園で熱を出してお迎えに行かないといけなかったり、次から次へと病気をもらってきてあっという間にママの有給休暇が無くなるなんて話も...。
また1年後ぐらいに、もっと具体的な働き方の話が書けるといいなと思います。
アルファサード株式会社では、一緒に働く仲間を募集しています
今回、妊婦向け制度の見直しをしてくれたり、復職後の働き方についても希望を聞いてくれた会社には感謝しています。この先も、妊娠出産を経ても働き続けたい女性にもっともっと優しい会社になるはずです(もちろん男性にも!)。
その人に合わせた働き方を受けとめてくれる当社にご興味のある方はぜひ!
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