2018年01月25日
DynamicMTML が有効な環境で、特定のファイルのみ MT タグがそのまま出力されてしまう場合に先ず確認するべきポイント
結論から
.mtview.php 内に記載されている変数 $size_limit
の値 を大きくすることで動作する様になります。
何故か
DynamicMTML ではリクエストされたサーバー上の実ファイルを PHP で読み込み、ファイル内に記述されている MT タグを動的に処理していますが、対象のファイルがあまりに巨大すぎる場合を考慮して読み込み可能なファイルサイズの上限を設定しています。
その上限のサイズを設定しているのが前述の変数 $size_limit
という訳です。
( デフォルトの設定値は 524288 です。単位は byte なので 512KiB ですね。)
設定値を大きくする際の注意点
やみくもに値を大きくすると PHP のメモリー不足エラー ( PHP Fatal error: Allowed memory size of xxx
) が発生する可能性がありますので、サーバーのスペックや php.ini の設定との兼ね合いを考えながら値を設定してください。
そもそも DynamicMTML が動作していない場合
今回は特定のファイルのみ DynamicMTML が動作しない場合のケースでしたが、そもそも動作していないケースなどもあるかと思います。
そういった場合の参考となりそうな情報が PowerCMS ブログの過去記事にございますので、あわせてご参照いただければと思います。
- DynamicMTMLのFAQ
- https://www.powercms.jp/blog/2011/12/faq.html
- DynamicMTMLのデバッグについて
- https://www.powercms.jp/blog/2016/09/dynamicmtml-debug.html
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