2022年04月13日
Twitter への投稿機能のアップデート
昨日の記事では、LINE 投稿機能についてご紹介いたしました が、この機能の実装に伴い、類似の機能である Twitter の投稿機能についてもアップデートが行われます。
概要
基本的には、動作仕様を LINE 投稿機能に合わせるためのアップデートになります。これまでの Twitter への投稿機能は下記のようになっており、考慮すべきことが少ないながらも、細かなケアがしづらいこともまた特徴的でした。
- 記事/ウェブページの編集画面から、ボタンひとつで手動投稿
- 記事公開時、日時指定公開時、リビジョンでのアップデート時に自動投稿
- 投稿内容には記事/ウェブページの URL を自動付与
- 文字数は 140 文字まで
今後は、下記のように変わります。
- 公開状態の記事/ウェブページ編集画面から、Twitter アイコンをクリックして表示されるモーダルダイアログから手動投稿
- 設定により、記事/ウェブページを公開状態(手動もしくは日時指定公開)にするときに自動投稿
- 設定により、リビジョン機能を使って記事をアップデートするとき(手動もしくは日時指定公開)に自動投稿
- 文字数は現在の Twitter の仕様に沿う
手動投稿
公開状態の記事/ウェブページ編集画面内、「パーマリンク」に表示される Twitter アイコンをクリックすると、(その時点で投稿を行うのではなく)投稿内容を編集するためのモーダルダイアログが開くようになります。このダイアログ内には、あらかじめプラグイン設定しておいたテンプレートが、記事/ウェブページのコンテキストでビルドされた内容が入力状態になっています。
テキスト、ハッシュタグ、URL 欄をそれぞれ編集すると、自動的に連結されて「ツイート」欄に反映されます。「ツイート」欄への入力内容がそのままツイートされますので、例えばハッシュタグや URL を文中に入れたい場合は、テキスト欄に記述することで実現可能です。URL を入れずに投稿することもできますので、記事/ウェブページとは関係のない内容の投稿を行うことも可能です。
文字数制限については「ツイート」欄下部のカウンターで確認することができます。
自動投稿
記事/ウェブページを公開状態にするとき、もしくはリビジョン機能を使ってアップデートするときに、Twitter に自動投稿するかどうか、それぞれ設定できるようになります(旧バージョンで、「記事をツイートする」「ウェブページをツイートする」設定を有効にしていた場合は、アップグレード時に左記の設定が自動的に有効化されます)。自動投稿の場合、プラグイン設定したテンプレートをビルドした内容がそのまま使われます。
自動投稿の際の失敗を防ぐには、例えば「Twitter 投稿内容」のカスタムフィールドを用意しておき、そのテンプレートタグをプラグイン設定しておくとよいでしょう。自動投稿を判別するには、テンプレート変数 auto_post
が利用可能です。例えば、自動投稿の場合はカスタムフィールドのテンプレートタグ mt:EntryTwitterPost
を使い、手動投稿の場合はタイトルを利用する場合、下記のようなテンプレート記述となります。
<mt:If name="auto_post"><mt:EntryTwitterPost><mt:else><mt:EntryTitle></mt:If>
制限事項
- LINE 投稿では、ビジュアルを確認しづらいことから、検証用アカウントに投稿する機能がありますが、Twitter 投稿においてはこの機能はございません。
- 画像などメディアを伴っての投稿はできません。今後のアップデートで対応予定です。
- カテゴリー
- PowerCMS 6
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