2022年09月06日
PowerSync のアップデート予定についてのお知らせ
より安全にコンテンツを運用していただくことを目的とした、以下の機能が新しく実装されます。リリースは2022年10月31日を予定しております。
2022年10月31日にPowerSync 1.28をリリースしました。
予約時点のファイルを同期する機能
日時指定による同期の予約を行う場合、これまでは、同期処理時点で同期元環境と同期先環境のファイルの更新日の比較を行い、同期元環境のほうが新しい場合のみファイルがコピーされていました。更新日の比較は自動で行われるので、対象として毎回全体を指定するような運用では CMS 任せにできるのですが、その反面、リビジョンを駆使して同じファイルを何度も同期する場面では、同期処理時点でファイルがどういう内容になっているか注意が必要でした。
次回のアップデートにより、予約時点のファイルを同期する機能を選択できるようになります。予約されたファイルはアーカイブされ、指定日時まで保持されます。
※ 設定により従来の動作を維持することも可能です
※ この機能によって同期を行う場合、ファイルの更新日の新旧に関わらず、必ずファイルのコピーが行われ、同期先環境のファイル更新日は同期実行時点のものになります
削除するファイルを手動で指定する機能
同期先環境からファイルを削除する場合、これまでは、対象を内包するディレクトリを同期対象として指定する必要があったため、対象の削除だけでなく、それ以外のファイルがコピーされる可能性があることに注意が必要でした。
次回のアップデートにより、同期先環境から削除するファイルを手動で選択することができるようになります。
※ 設定により従来の動作を維持することも可能です
同期結果にリンクつき URL の形で表示する機能
これまで、同期結果にはファイルのサーバー内パスが列挙されていましたが、リンクつき URL で表示されるようになります。そのため、同期実行後に、すぐに結果を確認できるようになります。
※ 設定により従来の動作を維持することも可能です
※ ディレクトリを指定して日時指定した場合はそのディレクトリのサーバー内パスの形で列挙されます
リモートサーバへ転送した Zip アーカイブの展開日時を指定する機能
これまで、リモートサーバーにおいては、cron 登録された do-synchronize が動作するタイミングで即時に Zip アーカイブが展開されることを考慮して同期の日時を指定する必要がありましたが、同期操作の際に Zip アーカイブを展開する日時を指定することができるようになります。これにより、安全な事前同期が可能になります。
その他
- 同期対象のファイルを選択する際に、ページタイトルが表示されるようになります
- カテゴリー
- PowerSync
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