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2023年11月28日

PowerCMS 6.4 で追加された機能

本日、PowerCMS 6.4 をリリースいたしました。本リリースにはセキュリティアップデートが含まれるほか、多くのシーンでご利用いただいております フィールドブロックビルダー への機能追加はもとより、より長く、より安全にご利用いただくための改善が多数含まれています。本記事では、その一部をご紹介いたします。

フィールドブロックビルダーでのテーブル

フィールドブロックビルダーに「テーブル」パーツが追加されました。ブロック定義の編集画面で「テーブル」を選択してください。

フィールドブロックビルダーの「テーブル」パーツ

もちろん、ほかのパーツと同様に、出力内容をカスタマイズすることもできます。

「テーブル」パーツの出力内容をカスタマイズするイメージ

フィールドブロックビルダーでのリッチテキスト

フィールドブロックビルダーのリリース当初からご要望の多かった、文字装飾とリンク付与のみ行うことができる、簡易なリッチテキストに対応したパーツを追加しました。ブロック定義の編集画面で「リッチテキスト」を選択してください。

フィールドブロックビルダーに追加されたリッチテキストのイメージ

もちろんこちらも、出力内容をカスタマイズすることができます。

ドラッグ&ドロップでのアップロード

PowerCMS 6 リリース時点では、本文/続き欄のリッチテキストでのみドラッグ&ドロップでのアップロードに対応していましたが、今回のリリースでカスタムフィールド、フィールドブロックビルダーにも対応しました。より一層、直感的でスピーディなコンテンツ作成が可能になります。

カスタムフィールドやフィールドブロックビルダーでもドラッグ&ドロップによるアップロードが可能

画像の選択ミスがあった場合は、アップロードした画像を削除することもできます。

フィールドブロックビルダーでアップロードが完了したイメージ

細かな制御が必要な場合や、アップロード済みの画像を使用する場合は、従来どおりモーダルダイアログを使用することも可能です。

フォームやバナーのオープン/クローズに伴う、アーカイブの自動的な再構築

フォームやバナーはカスタムフィールドを使って記事やウェブページ、カスタム項目に添付して使用しますが、フォームやバナーの日時指定公開・非公開や、上限設定による自動的なクローズの際に、添付されたアーカイブが自動的に再構築されるようになりました。

カスタムフィールドにフォームを添付したイメージ

環境変数 RebuildAtOpenContactForm / RebuildAtCloseContactForm / RebuildAtOpenBanner / RebuildAtCloseBanner に真を設定して使用してください。

RebuildAtOpenContactForm 1

※ 記事アーカイブ / ウェブページアーカイブ / カスタム項目アーカイブのみ対応しています

グループ編集画面

PowerCMS のグループ編集画面は、左ペインに表示された候補を右ペインにドラッグすることでアクティブにするものですが、左ペインに表示される候補が多すぎる状態になると、グループ編集画面の表示が重くなったり、タイムアウトしてしまう問題が発生していました。PowerCMS 6.4 では、この問題に対応しています。

PowerCMS 6.4 のグループ編集画面イメージ

また、同時にテキスト入力によりフィルタする機能が追加され、多数の候補から目的のデータを探しやすくなりました。

PowerCMS 6.4 のグループ編集画面でフィルタしたイメージ

この実装にあたっては、ページの一部を非同期的に更新するための機能である TurboFrame を採用しており、より少ない工数で対応することができました。

インポートの進捗表示

CSV によるインポート機能では、進捗状況を表示する機能が追加されました。これもインポート量が多い場合へのタイムアウト対策の一環といえますが、何がどこまで進んでいるのか認識できることで、より安心感のある機能に進化しました。

インポート機能の進捗表示

再構築速度を計測するテンプレートタグ MTSpeedMeter の標準化

Developer プラグインで実装されていたテンプレートタグ MTSpeedMeter / MTLog / MTQuery2Log が標準プラグインになりました。Developer プラグインは高機能な開発キットなのですが、利用されるお客様は必ずしも多くはないため、サポートでもご案内させていただくことが多い機能を標準化した形です。

例えばブロックタグ MTSpeedMeter は、囲んだ内容が再構築でどのくらい時間がかかったかを計測することができます。下記では、公開状態の記事100件のタイトルを出力するテンプレートのビルドにかかる時間を計測しています。

<MTSpeedMeter name="公開記事100件">
  <MTEntries limit="100"><$MTEntryTitle$></MTEntries>
</MTSpeedMeter>

タグが出力されると、システムログに下記のように出力されます。環境変数 SpeedMeterDebugScope screen を指定すれば、画面上に出力することもできます。

‘公開記事100件’をビルドしました。処理時間: 0.0318770408630371

再構築に時間がかかっている箇所がわからないとき、このタグを複数箇所に仕掛けたり、囲む内容を少しずつ狭めていくなどすることで、問題となる箇所を特定しやすくなります。

その他の機能

ここで紹介しているのはごく一部で、ほかにも多数のバグフィックスおよび機能改善を行っております。ぜひアップデートをご検討ください。アップデートがご不安な場合は アップデート作業代行サービス もございます。ぜひご検討ください。


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