2025年04月24日
大幅に強化された PowerSync の履歴管理機能
昨日、PowerSync 2.1 がリリースされました。このバージョンでは、ファイル管理機能によりステージ環境/公開環境のファイルを一望しつつ、特定のファイルの履歴を追跡する機能が追加されました。2.0 で実装された承認機能と相まって、より堅実なウェブサイト運用に貢献できるようになっています。
強化された履歴管理機能
同期の際に、同期結果としての履歴と合わせて、同期対象となったファイルをバックアップするようになりました。これにより、履歴ベースのファイルのバージョン管理が可能になりました。
新しく実装されたファイル管理機能
ステージ環境/公開環境のファイルを一覧表示する画面が追加されました。
この画面内では、ディレクトリやファイルの各行にアイコンが表示されています。
「」「
」「
」をクリックすると、それぞれ CMS 環境、ステージ環境、公開環境の URL が開き、それぞれ現在の状態を確認することが可能です。
「」をクリックすると、そのファイルが対象となった同期履歴を一覧表示するモーダルダイアログを開くことができます。
「管理用ラベル」をクリックすると、その履歴の詳細画面を表示します。
履歴画面
履歴画面では、ファイルをバックアップから復元したり、一時ファイルとして同期を試したりすることができるようになりました。 バックアップされているファイルをダウンロードして内容を確認することもできます。
一時ファイルとして同期を試す場合、HTML ファイルと画像や PDF などのファイルを混合して同期すると、HTML ファイル内に含まれる、画像や PDF へのリンクを一時ファイルとしての名前に書き換えてくれます。
その他
同期を実行する画面を進捗表示にすることでタイムアウトを避けるなど、細かな改善も行われています。ぜひ新しい PowerSync をお試しください。
※ 2.1 でリリースされた各機能は、 PowerSync ユーザーガイド からもご確認いただくことができます。
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