PowerCMS™
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JBCCホールディングス株式会社様 / JBCCホールディングス株式会社

PowerCMS を選んだから、10年以上も安定して使い続けることができました

  • PowerCMS
インタビュー日
2021年1月25日
ご担当者様
  • JBCCホールディングス株式会社 広報・グループマーケティング 窪木様

  • JBCC株式会社 DX技術部 部長 木村様
ウェブサイト名
JBCCホールディングス株式会社
ウェブサイトURL
https://www.jbcchd.co.jp/
JBCCホールディングス株式会社およびJBグループの各社は、お客様のさまざまな課題を解決するための IT ソリューションを提案し、その開発、導入、及び 運用サービスを提供しています。 かなり初期の PowerCMS からご利用いただいていて、お付き合いはもう10年以上になります。今回は JBCCホールディングス株式会社 広報・グループマーケティング 窪木様と JBCC株式会社 DX技術部 部長 木村様にお話を伺いました。

CMS の選択肢が少なかった時代、サポートがある心強さは大きかった

JBCCホールディングス株式会社は持株会社なので事業は行っていませんが、その下にグループ会社が10数社あります。
1番最初の利用はおそらく2010年頃に、あるグループ会社のウェブサイトで使ってみようかというところから始まりました。当時、サプライ用品を扱う EC サイトがあり、手作業で更新を行っていましたが、更新の際に PHP も編集しないといけなくて、ちょっと間違うと何も表示されなかったり。そこで、CMS を入れて、お知らせぐらいは誰でも更新できるようにしようということになりました。

2009〜2010年当時は CMS の選択肢も少なかったと記憶しています。インターネットで調べたり、セミナーに参加したりして情報を集めました。大企業向けのものやスクラッチに近いようなものは最初から候補に入っていませんでした。

ちょうど、社内ツールとして使っていたノーツ(Lotus Notes)からウェブに移行していこうかという時代だったこと、先の EC サイトのお知らせの更新がしたかったこと、また別で会員サイトの構築という話があったこと、それらが CMS 導入への大きなきっかけとなりました。

Movable Type だと機能が足りない、WordPress など海外のオープンソースの CMS はセキュリティが担保できないだけでなく、トラブル時に全部自分たちで対応するしかない。

多機能なだけでなく、困ったときに相談できる場所があるというのはとても重要なポイントで、それらが満たせる PowerCMS に白羽の矢が立ちました。おそらく、PowerCMS for MT 1.5 だったと思います。日本語でやり取りできるサポートがあるのは心強かったですね。

今も使い続けている社内ポータルサイト

2011年に社内のポータルサイトの掲示板として本格的に PowerCMS の利用が始まりました。その直後に東日本大震災があり、社内への情報発信ツールとして大変役立ちました。

全社員に権限が付与されていて誰でも記事を作成できますが、記事の公開には承認が必須。配信先の会社を選択できるようになっているので、承認すると選択しておいた各社サイトに配信される非常にシンプルな仕組みです。

この社内ポータルサイトは実は今もそのまま使っていて、シンプルな作りにしているので問題も起きていません。記事数は10,000件を超えていますが、他の CMS だとここまで使い続けられなかったので、あのとき PowerCMS を選んでおいてよかったと思います。

管理画面は作り込みすぎないこと、極力シンプルに

もともと Movable Type を使っていた人には馴染みやすく、HTML がわからない担当者でもブログのように使える点が利点だと思います。

ホールディングスのウェブサイトでは、主にニュースの部分を日々更新していて、基本は本文欄(リッチテキスト)を使っています。

[ニュース一覧画面]

複雑な使い方をあまり求めていないのもありますが、HTML がわかる人は自由に HTML/CSS を使う、2カラムのレイアウト等が必要なケースでは HTML がわからなくても作れるように、定型文の機能を使ってフォーマットを用意しておくこともあります。

たとえば、必ず URL の入力がある、必ず画像の登録があるというケースであればカスタムフィールドも使いますが、管理画面を作り込みすぎず極力シンプルに、を心がけています。

また、ダイナミック検索、エンタープライズ・サーチ、フォーム、同期、バナー、ワークフロー、カスタムフィールドなど、ほとんどの機能をフルに活用しています。

理想はマニュアルがなくても直感的に使える管理画面

今は、PowerCMS 4 系を使っています。メジャーバージョンを上げられない理由のひとつがマニュアルの改訂。それとあわせて、利用者もまた覚え直さないといけなくなるので、かなり大変です。

誰でも使えるようにするためには、マニュアルに細かく書かないといけませんし、シンプルな管理画面を心がけていても、現状は初見で使えるかというとそれは難しいです。

これからの PowerCMS にいくつか要望があるのですが、まずは「もっとシンプルな投稿画面」がほしいと思っています。ユーザーのスキルにばらつきがあるので、もっと簡単な画面にしたい。左のメニューにどうしても消せないメニューがあったり、ダッシュボードの右カラムのウィジェットも非表示にしたいケースがあります。 究極は押すべきボタンだけが表示されているような画面にしたいですね。

もうひとつ、これは早急にお願いしたいのですが、プレビュー画面の黒いヘッダーをレスポンシブにしてほしいです。今は、固定幅になっています。

あと、フォームの投稿データを API で取り出したり、他システムと連携させるようにしたいというケースが出てきています。投稿データは CSV でのダウンロードはできますがアップロードはできないので、サーバー移管の際などにデータを移す方法があるといいなと思っています。

それと、できたらいいなあと思っているのは、カテゴリと記事を一体で並べ替えること。今は、カテゴリはカテゴリグループで、記事は記事グループで並べ替えるというのが定石かと思いますが、これは操作が少し難しい。 実現は難しいかもしれませんが、カテゴリの並べ替えのところに記事も出てきたらいいのに...というイメージです。

今後のテーマは、他システムとの連携

今後については、ホールディングスのウェブサイトでは、新しいコンテンツを追加するなど継続して改修を行っています。

先の要望のところでも挙げましたが、社内の仕組みと連携したいという相談が内部で上がっていて、具体的には、サイトにきた問い合わせのデータを他システムと連携して社内の営業に届けるような形を考えています。

サポートチームからのコメント

プレビュー画面に不具合につきましては認識致しましたので次のリリース時に対策を行います。
その他の内容につきましてはご要望として承りました。

フォームの投稿データについては投稿データを出力する仕組みがないことを RFP で求められることがあるため悩ましいところです。
カテゴリと記事の並べ替えについて PowerCMS をご利用のお客様はサイトの規模が大きい傾向にあり、大量のカテゴリと記事の並べかえを、画面の操作性を損なわずに実装できるかが実現の要になりそうです。

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