パルシステム生活協同組合連合会様 / 赤ちゃんとママのための育児情報サイト パルシステムの子育て応援! 他
Web知識がない者でも記事が作れる。
そのため、情報提供の頻度が増えました。
- インタビュー日
- 2014年6月6日
- ご担当者様
- パルシステム生活協同組合連合会
栗原欧二様
株式会社コープネクスト
對馬匡教様 - ウェブサイト名
- 赤ちゃんとママのための育児情報サイト パルシステムの子育て応援! 他
- ウェブサイトURL
- http://kosodate.pal-system.co.jp/
導入を手掛けた当時の担当者(現・株式会社コープネクスト)の對馬匡教様と、現担当者の栗原欧二様にお話を伺いしました。
- 赤ちゃんとママのための育児情報サイト パルシステムの子育て応援!
http://kosodate.pal-system.co.jp/ - 赤ちゃんの離乳食に便利な食材、絵本、おもちゃなど子育てに便利な商品と、ママを応援する育児情報をお届けします。
- パルシステムの産直
https://sanchoku.pal-system.co.jp/ - 農業や漁業を柱とする持続社会をつくるために、相手の存在を認め合い、理解し合い、利益もリスクも分かちあえる関係、パルシステムは、それを「産直」と呼びます。希望あふれる明日を拓くため、産直の底力を信じ、産直を強め、広め、深めることに全力を傾けていきます。
- 商品づくりコミュニティ
http://sanka.pal-system.co.jp/ - 組合員のくらしの視点を生かした商品づくりに向けて、みなさんの声を募集!商品の開発・改善への取り組みに参加できる企画にも気軽にご参加ください。
- おいしい手づくりコミュニティ
http://tedukuri.pal-system.co.jp/ - さまざまなレシピでみなさんの"手づくりを楽しむくらし"を応援します! レシピは「旬」「保存食」「おやつ」など、6つのテーマから選べます。チャレンジしたら体験談を投稿してくださいね!
既存システムにアドオンできる。
ライセンス形態が導入しやすかったのも決め手に。
パルシステムとPowerCMSの出会い...、その以前、2004年に実験的に公式ブログをMovable Typeで運用し始めたという基盤があったからだそうです。
「3年後の2007年には、特定ジャンルに限られたコミュニティサイトに運用の幅を拡げていきました。商品を使ったレシピを紹介する『レシピ』、組合員さんたちと行う『商品づくりコミュニティ』、産地の方々との交流の場『パルシステムの産直』です。その後、だんだんとそれぞれの規模が大きくなり、複数ユーザーの投稿できるようユーザー管理、ワークフローシステム、ステージングサーバーの必要性が高まってきた。そこでコンテンツをしっかり管理したいという思いから、既存のシステムにアドオンできるPowerCMSを選択したのです」(對馬氏)。
管理が目的とはいえ、テンプレートを工夫して柔軟に記事制作ができるといった小回りの効きやすさや、ライセンス形態が導入しやすかったことも、選択した理由の一つだったといいます。
その後2010年には『子育て応援!』コミュニティが増え、現在では4つのコミュニティで運用いただいています。
古い情報の見直し・修正など
常に情報更新
パルシステムのターゲット層は30代の女性。掲載しているコンテンツは、商品を購入する前とその後をフォローするような構成です。
「ITとは対極にある業種なので、テクニカルな感じは出さないようにつくっています。『産直コミュニティ』に代表されるように他の流通業者さんよりも生産者の顔が見えるような情報を発信し、暮らしの提案ができるようなサイトを心掛けています」(對馬氏)。
またコメントで投稿された会員の声も積極的に掲載。情報をより身近に感じてもらえるように工夫しています。
「例えば、梅の実の収穫があったという話題であれば、そこで終わりではなく、梅酒や梅シロップ作りなど、話題が広がっていくのがうちの記事の特徴です。梅の話題は毎年のことですが、食品なので古い情報はそのままにはできません。記事はテンプレートを利用してどんどん追加できますが、古い記事の管理などは煩雑なので、見直し・修正など常に行っています」(栗原氏)
アンケート調査が社内だけで制作できるように。
時間だけでなく制作コストも削減
このように運用を始めてから今年で5年。PowerCMSを導入する前と現在とではどのような違いがあったのでしょうか。
「組合員さんからの声が取りやすくなりました。また静的ページで作っていた時は、制作できる記事にも限度があり、情報の鮮度が落ちるようなこともありましたが、今ではタイムラグもなく、キャンペーン施策が打ちやすくなりましたね。導入前に比べると提供本数は倍以上になったと思います。テンプレートを使うことであまりWebの知識がない者でも制作できるようになったので、担当者を増やせたことも一因かと思いますが」(栗原氏)
もともとは実験的に導入したMovable Type。PowerCMSを追加し、より利用しやすくなったことで、地域限定のある一部のグループだけに、モニター向けアンケートを行うといった利用もしているそうです。
「こうしたアンケート調査が社内だけで制作できるようになったので、時間だけでなくコストもかなり節約できました」(對馬氏)と、情報提供以外にも社内制作の活性が図れたことに、予想外の効果を得ていました。
ネット注文の割合が5割になった時が、
リニューアルの検討時期
對馬氏は「2007年に立てた要件と目標はひとまずクリアした」と話します。そのうえで、パルシステムの次の展望についてお伺いしました。
「いずれはコミュニティに限らず、サイト全体を管理できるような方向性にしたいという思いはあります。しかし、まだCMS化していない部分については、そうしている理由もある。一つはデザインの自由度です」(對馬氏)。
「実際に統一させる方向性になった場合、デザイン重視か、それとも効率性重視かどちらに寄せていくかが課題ですね。理想は両方の機能があることなんですが(笑)」(栗原氏)。
またインフラのスケーラビリティなど課題もあるといいます。
とはいえ、現在、会員の3割ほどがネットからの注文ですが、いずれ5割になった際、ネットコンテンツの注目度はさらに高まると見ています。その時こそ「リニューアルの検討時期」という思いを両氏とも強く持っています。
最近はスマホ用アプリなど、利用促進に向けたさまざまなサービス展開をしているパルシステム。
「暮らしの課題を解決するような情報を提供したい」という思いのもと、ユーザーの利用形態に即しながら、さらなる情報拡充に向けて、Webサイトの利用を進めています。
左/栗原欧ニ様 右/對馬匡教様
パルシステム様キャラクターのこんせんくんと一緒に。
こんせんくんは緑色が主流、青色のこんせんくんは今ではレア!
様々な生活スタイルに合わせた生協
私たちパルシステムは「安全でおいしいもの」をモットーに事業展開しています。よく自然食品系の宅配と比較されるのですが、それよりはお手頃に、でもスーパーでは買えない産直・こだわり食材をご提供しています。またネットでの買い物もしやすくなっています。「生協はグループで買わないといけないの?」と思われている方もいらっしゃいますが、個人宅配も行っておりますので、ぜひホームページに来ていただいて、私どもの商品をご覧になり、おためしいただければと思います。