カスタムオブジェクトとは、管理画面で新しいオブジェクトを追加し、データベース管理を行えるようにするものです。作成されたオブジェクトは「カスタム項目」と呼ばれ、自由にラベリングすることができるので、例えば「商品」「文房具」「楽器」「書籍」「楽曲」などを管理できます。
デフォルトではウェブサイト/ブログごとに1種類のカスタムオブジェクトを持つことができます。「カスタム項目の作成」機能で、カスタムオブジェクトを増やすことも可能です。
例えば、下記のような構成のオブジェクトを作成することができます。
出版社のウェブサイトのオブジェクト構成例
書籍 | 書名 | 著者 | ISBN | ジャンル | 出版日 |
---|---|---|---|---|---|
雑誌 | 雑誌名 | 編集者 | 雑誌コード | 発売日 | ジャンル |
著者 | 名前 | プロフィール | 著書 | 連絡先 | |
取扱書店 | 書店名/会社名 | 地域 | 住所 | 電話番号 | 紹介文 |
ジャンル | 大カテゴリ | 小カテゴリ | ターゲット | 書籍/雑誌 | テキスト |
スポーツニュースサイトのオブジェクト構成例
チーム | 競技 | チーム名 | プロフィール | 成績 | 運営母体 | 所属選手… |
---|---|---|---|---|---|---|
選手 | 名前 | 競技 | プロフィール | 個人成績 | 所属チーム | … |
スタジアム | 名前 | 対象競技 | 住所 | 連絡先 | 交通アクセス | 試合予定… |
試合 | 日時 | スタジアム | 対戦チーム | スコア | 出場選手 | 競技… |
リーグ | 名前 | 紹介文 | 所属チーム | 特色 | 運営団体 | URL… |
カスタムフィールドにも対応
カスタム項目は、デフォルトで「カスタム項目」というラベルになっています。これは設定により変更することができます。
インストール直後の「カスタム項目」は、名前、本文、概要といった最低限の項目しか持っていませんが、カスタムフィールドに対応しているため、管理画面、入力項目は自由に設計することができます。カスタムフィールドで指定したテキスト (複数行) 欄ではリッチテキストエディタを使うことができます。
また、タグ付け、グループ化とソート順指定、管理画面から名前での検索、CSV のダウンロード、アップロードに対応しています。カスタムオブジェクト個別のアーカイブやフォルダ別カスタムオブジェクトリストアーカイブを作成することもできます。
さらに、カスタムオブジェクトを拡張するプラグインを書くことが可能です。