アドオン・プラグイン
携帯サイトテンプレートで利用可能な絵文字や画像フォーマットの変換などの機能が提供されています。
テンプレートタグ
ブロックタグ
- MTKeitaiContent
- ブロックで囲まれたコンテンツを size モディファイアで指定のサイズで start_tag モディファイア で指定したタグで分割して出力します。static モディファイアを指定すると静的ファイルを分割出力します。
- MTKeitaiContentBody
- MTKeitaiContent ブロックタグの中で分割対象にするコンテンツを格納します。
- MTKeitaiContentPageList
- MTKeitaiContent ブロックタグで分割されたページ情報をループ出力します。glue モディファイアでリストをつなげる区切り文字が指定できます。
- MTKeitaiContentPageListHeader
- MTKeitaiContentPageList ブロックタグのループの一回目で出力されます。
- MTKeitaiContentPageListFooter
- MTKeitaiContentPageList ブロックタグのループの最終回目で出力されます。
- MTIfKeitaiPagePrev
- MTKeitaiContent ブロックタグでページが分割された場合、現在参照中のページの前のページが存在する場合にタグの内容を処理します。
- MTIfKeitaiPageNext
- MTKeitaiContent ブロックタグでページが分割された場合、現在参照中のページの次のページが存在する場合にタグの内容を処理します。
- MTIfKeitaiPageCurrent
-
MTKeitaiContent ブロックタグでページが分割された場合、MTKeitaiContentPageList のループの中で現在参照中のページと一致する場合にタグの内容を処理します。ページ分割時にはダイナミックパブリッシング及び静的ダイナミックパブリッシングではページの URL に ?page=2 のようにパラメータを付与します。スタティックパブリッシングではプラグイン設定の「ページ分割時の basename 接頭詞」で指定した文字列を basename に付与して foo_2.html のようなファイル名で分割出力されます。
記事分割してリストと共に表示する例
※ static=”1” を指定する場合、 MTKeitaiContent ブロックタグはアーカイブテンプレート内に記述してください。テンプレートモジュール内に記述するとページ分割が正しく行われません。<mt:KeitaiContent start_tag="p" static="1" size="300" str2keitai="1" convertthumbnail="100,240" z2h="1"> <mt:KeitaiContentBody> <$mt:EntryBody$> <$mt:EntryMore$> </mt:KeitaiContentBody> <mt:KeitaiPageCount setvar="page_count"> <mt:if name="page_count" gt="1"> [<mt:ifKeitaiPagePrev><a href="<$mt:KeitaiPagePrevLink$>">PREV</a></mt:ifKeitaiPagePrev> <mt:KeitaiContentPageList> <mt:IfKeitaiPageCurrent> <strong><$mt:KeitaiPageNumber$></strong> | <mtelse> <a href="<$mt:KeitaiPageLink$>"><$mt:KeitaiPageNumber$></a> | </mt:IfKeitaiPageCurrent> </mt:KeitaiContentPageList> <mt:ifKeitaiPageNext> <a href="<$mt:KeitaiPageNextLink$>">NEXT</a> </mt:ifKeitaiPageNext>] </mt:if> </mt:KeitaiContent>
- MTConvertSJIS
-
ダイナミックパブリッシング専用のタグです。ブロック内の文字コードをシフト JIS に変換して出力します。
※ スタティック・パブリッシングで出力文字コードを Shift_JIS に変換する場合、テンプレート単位で「テンプレートの設定」の「エンコーディング」「このアーカイブを Shift_JIS 出力する」にチェックを入れてください (MTConvertSJIS タグは使えません)。
- MTEmoticon2Emoji
-
(ダイナミックパブリッシング専用) エディタから貼り付けられた絵文字を3キャリア別の絵文字に変換します。
指定できるモディファイア
- base: 絵文字が格納されているディレクトリへのパスを指定します。
- size: 携帯電話以外からのアクセスの場合に表示される絵文字画像の表示サイズを指定します (単位: ピクセル)
- emoticon: 携帯電話でないアクセスの場合に絵文字画像を表示します。
- alt: 絵文字画像にalt 属性を追加する場合に指定します。
- MTStripLineFeeds
- ブロックタグ内から改行コード (キャリッジリターンおよびラインフィード) を除きます。
- MTIfKeitai
- ユーザーエージェントが docomo/au/SoftBank からのアクセスの場合にタグの内容を処理します。
- MTIfiPhone
- ユーザーエージェントが iPhone/iPod touch からのアクセスの場合にタグの内容を処理します。
- MTIfAndroid
- ユーザーエージェントが Android 端末からのアクセスの場合にタグの内容を処理します。
- MTIfSmartphone
- ユーザーエージェントが Smartphone 端末 (Android と BlackBerry、iPhone、iPod touch、iPad、Palm、Opera Mini) からのアクセスの場合にタグの内容を処理します。exclude=”Tablet” を指定するとユーザエージェントに Mobile を含む端末を除外して判断する事ができます。
- MTIfTablet
- ユーザーエージェントが Mobile を含まない Smartphone 端末 (Android と BlackBerry、iPhone、iPod touch、iPad、Palm、Opera Mini) からのアクセスの場合にタグの内容を処理します。
- MTIfPC
- ユーザーエージェントが 携帯電話 (docomo/au/SoftBank)、Smartphone 端末 (Android と BlackBerry、iPhone、iPod touch、iPad、Palm、Opera Mini) 以外のアクセスの場合にタグの内容を処理します。
ファンクションタグ
- MTGetEmoji
- docomo の絵文字番号を docomo_id モディファイアで指定してキャリア毎の絵文字を出力します。
- MTGetEmoticon
-
docomo の絵文字番号を docomo_id モディファイアで指定して絵文字アイコン画像を取り出します。絵文字アイコンを用意する必要があります。docomo の絵文字番号と画像の変換テーブルは
$MT_DIR/addons/PowerCMS.pack/lib/KeitaiLib/EmojiUnicode.pm
を参照してください。docomo の絵文字番号1 (晴れ) のアイコンを取得する例
<mt:GetEmoticon docomo_id="1" base="/mt-static/emoticon/" size="16" emoticon="1">
- MTGetEmojiUnicode
- MTGetEmoji と同様の結果を返します。
- MTGetEmojiLegacy
-
docomo の絵文字番号を docomo_id モディファイアで指定して絵文字アイコン画像を取り出します。MTGetEmojiと違い、docomo ではシフト JIS の10進数形式、au では
<img localsrc="絵文字番号">
形式で出力します。 - MTGetEmojiRegacy
- MTGetEmojiLegacy の別名タグです。同じように機能します。
- MTKeitaiPageLink
- MTKeitaiContentPageList ループの中で対象のページへの URL を出力します。
- MTKeitaiPageNextLink
- MTKeitaiContent ブロックタグの中で現在のページの次のページの URL を返します。
- MTKeitaiPagePrevLink
- MTKeitaiContent ブロックタグの中で現在のページの前のページの URL を返します。
- MTKeitaiPageNumber
- MTKeitaiContentPageList ループの中で対象のページの番号を出力します。
- MTKeitaiPageCount
- MTKeitaiContent ブロックタグで分割されたページ数を出力します。
- MTXMLDocument
- <?xml version="1.0" encoding="<$MTPublishCharset$>"?> と同様の出力結果を返します。
モディファイア
- emoticon2mtml
- 絵文字画像のファイル名から絵文字を識別してキャリア別に出力します。静的スタティックパブリッシングの場合は適切な MTGetEmoji タグに変換して出力されます。
- convertthumbnail
- 適用範囲に含まれる img タグを、指定したサイズのサムネイルへのリンクに変換します。サムネイルは自動的に生成され、ダイナミックパブリッシング及び静的ダイナミックパブリッシングの場合はキャリアに応じた画像が返されます。スタティックパブリッシングの場合、オリジナルと同じフォーマットのサムネイル画像への変換が行われますが、PNG の場合は GIF、GIF の場合は PNG 形式のサムネイルが同時に生成されます。スタティックパブリッシングの場合は img タグの width 属性の記述が必要です。 convertthumbnail=”100,240” のようにカンマで区切った場合、最初に指定したサイズのサムネイルから、次に指定したサイズのサムネイルへのリンクに変換されます。
- z2h
- 全角カタカナを半角カタカナに変換します。
- str2keitai
- script 要素を要素内容とともに削除し、strong, em, b, i, u, s, font, frameset, frame, noframes の各タグ、onclick 等の物理イベント属性を削除します。また、blockquote タグの cite 属性と iframe要素の src 属性をリンクに置換します。