再構築時に物理ファイルを削除して最初にそのページにアクセスがあった時点でページを生成する (オンデマンド再構築) を行うことができます。次回以降のアクセスについては静的な HTML ファイルが返されるため、再構築処理を分散処理できるようになります。
オンデマンド再構築の設定には DynamicMTML が有効になっている必要があります。また、オンデマンド再構築は PHP によるダイナミックパブリッシングエンジンを利用して行われますので、ダイナミックパブリッシング非対応のプラグインは利用できません。
オンデマンド再構築のしくみ
オンデマンド再構築が設定されたテンプレートは再構築時にビルド処理がスキップされ、ファイルが削除されます。 最初にそのページへのリクエストがあった時点で再構築処理され、処理結果がブラウザに返されます。 ビルドされた結果はそのまま物理ファイルとしてファイルシステムに書き込まれます。 以降、そのページへアクセスがあった場合、静的 HTML が返されます。
オンデマンド再構築の設定
対象のブログで DynamicMTML の設定を行います。
オンデマンド再構築処理の対象としたいテンプレート編集画面で「このテンプレートの再構築をリクエスト時にオンデマンド処理する」チェックを入れて保存します (この時、公開オプションは「スタティック」を指定してください)。
インストール
PowerCMS のパッケージ中の RebuildOnDemand ディレクトリをサーバーへアップロード、PowerCMS のプラグインディレクトリへ設置する
- options/plugins/RebuildOnDemand
PowerCMS 管理画面へアクセス・ログインして、アップグレードを実行する