コンテンツ以外に PowerCMS から更新されるファイルやディレクトリはありますか?
サーバー上で管理しているシステムファイルやエクスポート機能など操作によって生成、更新されるケースがあります。
システムファイル
下記の環境変数で指定できるパス以下にはシステムファイルが生成されます。これらの環境変数のパスはこれらのパスは PowerCMS の動作に必要のため初期値や初期値のかわりとして利用されるパスが存在します。詳細は各リファレンスを参照してください。
- PowerCMSFilesDir | 環境変数リファレンス
- TempDir | 環境変数リファレンス
- SupportDirectoryPath | 環境変数リファレンス
- PerformanceLoggingPath | 環境変数リファレンス
テーマのエクスポート機能
テーマのエクスポート機能では、テーマディレクトリへテーマをファイルとして出力します。 テーマディレクトリのパスは環境変数 ThemesDirectory で指定できます。
コード圧縮機能
システムレベルの全般設定画面で「コード圧縮」を利用しますと環境変数 StaticFilePath 以下に .htaccess を生成します。
ファイルへのリンク機能
テンプレートの内容をサーバーのファイルと同期する機能です。ファイルのパスはテンプレートの編集画面で「 ファイルへのリンク」へ指定します。
エンタープライズ検索 (PowerSearch プラグイン) の検索インデックス
エンタープライズ検索 (PowerSearchプラグイン) を利用する場合、検索インデックス (検索用のデータベース) を環境変数 EstCmdIndex で指定します。
Backup Configuration プラグイン
バックアップ機能 (Backup Configuration プラグイン) を利用する場合、プラグイン設定の「SQLファイルのバックアップ先」「ドキュメントルートのバックアップ先」へ指定したパスへバックアップファイルを保存します。
システムファイルなど環境変数については下記のように設定することで PowerCMS から更新するファイルをまとめることができます。
TempDir /var/www/pcms-data/tmp
SupportDirectoryPath /var/www/pcms-data/support
PerformanceLoggingPath /var/www/pcms-data/logs
PowerCMSFilesDir /var/www/pcms-data/powercms_files
EstcmdIndex /var/www/pcms-data/estindex
ThemesDirectory /var/www/pcms-data/themes
ThemesDirectory /var/www/cgi-bin/mt/themes