XML-RPC API 機能を利用しているかどのように確認できますか?
まずは管理画面以外から PowerCMS を操作する運用があるかご確認ください。
XML-RPC API 機能を利用しているかは運用や構築設計の中から判断いただく必要があり、XML-RPC API 機能は設定を行うことなく利用できるため、設定の内容などから利用状況を判断できません。
管理画面以外から PowerCMS を操作する運用がない場合、XML-RPC API 機能を利用していないと考えます。
XML-RPC API 機能とは
XML-RPC API 機能は主に PowerCMS 管理画面以外から記事・ウェブページの追加や削除などの操作を行うものです。 記事・ウェブページの操作以外にスケジュールタスクを実行することも可能です。
XML-RPC API 機能の利用ケースの例
XML-RPC API 機能を利用すると下記のような運用が可能です。
- PowerCMS 管理画面とは異なる独自の操作画面を用意し、独自の操作画面から PowerCMS の操作を行う
- XML-RPC API に対応した専用クライアントから PowerCMS の操作を行う
- 記事・ウェブページのデータを外部システムと連携する (外部システムから記事を作成する
Q. 管理画面以外から PowerCMS を操作する運用がある場合、XML-RPC API 機能を利用していますか?
実装・設定を行った担当者様へ XML-RPC API 機能を利用されているかご確認ください。
PowerCMS には DataAPI など XML-RPC API 以外の API もあり、DataAPI を利用して独自の操作画面を用意して PowerCMS の操作を行うこともできます。 管理画面以外から PowerCMS を操作する運用がある場合でも XML-RPC API 機能を必ず利用しているとは限りません。
Q. ウェブサーバーのアクセスログの内容から XML-RPC API 機能の利用状況を判断できますか?
ウェブサーバーのアクセスログには XML-RPC API へ送信されたリクエスト内容までは残りませんので、XML-RPC API 機能の利用状況は判断できません。
ウェブサーバーのアクセスログの内容から判断できるのは XML-RPC API 機能のエンドポイント (mt-xmlrpc.cgi ※) へアクセスが行われているかは確認できますが、あくまで判断できるのはアクセスが行われているかどうかまでとなります。
※ PowerCMS の環境変数 XMLRPCScript を設定されている場合、mt-xmlrpc.cgi
をリネームして利用されている可能性があります。
Q. スケジュールタスクを利用している場合、 XML-RPC API 機能を利用していますか?
多くの場合、スケジュールタスクは run-pediodic-tasks スクリプトで実行されております。
XML-RPC API 機能では記事・ウェブページの操作以外にスケジュールタスクを実行できますが、スケジュールタスクは run-peiodic-tasks スクリプトや run-tasks スクリプトで実行されている場合がほとんどです。
スケジュールタスクをどのような方法で実現しているか cron やタスクスケジューラの設定内容をご確認ください。