システムログに「タスクを実行するために必要なロックを獲得できませんでした」というログが残っている
タスク実行時を行うと、システムログに「タスクを実行するために必要なロックを獲得できませんでした。TempDir(/tmp)に書き込みできるかどうか確認してください。」というログが残ることがあります。
ロックとは、タスク実行の重複起動を防ぐ仕組みで、タスク実行開始時にロックファイルを作成し、終了時に削除するもので、ロックファイルが存在する間はロック状態と判断されます。ロック状態中にタスクが起動された場合、ロック状態が解除されるまで実行を待機します。
タスク実行開始時にロックファイルを作成することができない場合、このログが残ります。ロックファイルは環境変数 TempDir に指定されたディレクトリ内に作成されますので、タスク実行ユーザーがこのディレクトリに書き込みできる状態であるか確認してください。