※ この機能はアドバンスト版以上のライセンスをご購入の場合のみご利用可能です
この文章は、以下の条件に当てはまる環境でのアップグレード方法を説明します。
- PowerCMS 1.5 以前よりのアップグレードである。
- PublishCharset に UTF-8 を設定し、Microsoft SQLServer 2003 又は 2008 を利用している。
1)既存データベースのバックアップ
PowerCMS のバックアップ機能ではなく、データベースのバックアップ機能をご利用ください。
バックアップ方法
- Microsoft SQL Server Management Studio にサインインする
- オブジェクト エクスプローラーの [データベース] を展開し目的のデータベースを選択する
- データベースを右クリックして [タスク] - [バックアップ] をクリックする
[データベースのバックアップ]ダイアログが表示されます。 - [データベース] に適切なデータベースが選択されている事を確認する
- [バックアップの種類] に "完全" が選択されている事を確認する
- [バックアップ コンポーネント] で "データベース" を選択する
- [名前]、[説明] に適切な内容を入力する(そのままでもかまいません)
- [バックアップ先] を選択する
- [OK] をクリックする
バックアップが開始されます。
参考文書
2)最新のPowerCMS のファイルパッケージを解凍する
配布された最新の PowerCMS アドバンスト版 の圧縮ファイルを解凍します。
3)スクリプトファイルをコピーする
解凍したファイル群の中から以下のファイルを アップグレード対象の PowerCMS のフォルダにコピーします。
コピー元:[MTA_root]¥tools¥migrate-mssql
コピー先:[MTE_root]¥tools¥
4)スクリプトファイルを実行する
コマンドプロンプトから先ほどコピーしたスクリプトファイルを実行します。
コマンド実行手順- コマンドプロンプトを開きます。
- アップグレード対象の PowerCMS のフォルダに移動します。
C:¥> cd [MTE-ROOT]
- 下記コマンドを実行します。
MTE-ROOT> perl tools¥migrate-mssql
コマンドには下記のオプションを指定することができます。 --verbose コマンド実行時に詳細なメッセージを表示します。 --dry_run 通常のコマンド実行と同様の動作を行いますが、データベースへの 書き込みは行いません。コマンドが正常に動作するかの確認に利用できます。
5)最新の PowerCMS アドバンスト版 へのアップグレード
コマンドの実行が終わったらアップグレードが可能です。通常の手順通りウェブブラウザからアップグレードを完了させてください。