PIDFilePath
PowerCMS を PSGI で運用する際にプロセスID (PID) の指定を行います。
PowerCMS を PSGI で起動する場合、PID の指定を行う必要があります。以下の様なアプリケーション全体の動作に関わるような設定変更を行った場合、mt.psgi はアプリケーションの再起動を試みます。
- インストール / アップグレードの完了時
- デバッグモードなどシステム設定の変更
- カスタムフィールドの追加 / 削除
実際には、上記作業が発生した時に、PowerCMS が環境変数 PIDFilePath で指定されたファイルに記述されているプロセス ID に対して SIGHUP を送出します。この動作を実現するため、Web サーバーの pid オプションを利用して保存先を指定し、かつ、mt-config.cgi にも同ファイルへのパスを追記してください。
# in mt-config.cgi PIDFilePath /var/run/mt.pid # then run starman $ starman --pid /var/run/mt.pid ./mt.psgi
PSGI で運用する場合に本設定は必ず行ってください。また、PSGI で運用しない場合に本設定は行わないでください。
使い方
PIDFilePath /var/run/mt.pid
初期設定値
この環境変数に初期設定値はありません。