TransparentProxyIPs
送信元 IP アドレス(X-Forwarded-For)をさかのぼり、PowerCMS へのアクセス IP アドレスを取得します。
PowerCMS は、スパム対策用途などに投稿元の IP アドレスを記録しています。しかし、PowerCMS が動作している環境がプロキシサーバーの後ろにある場合、直近であるプロキシサーバーの IP アドレスを投稿元の IP アドレスとして記録します。結果、すべてのコメントやトラックバックの投稿元が同じ IP アドレス(プロキシサーバー)となるため、IP アドレスによる投稿制限をおこなっている場合、特定の IP アドレスを禁止できません。この値を 1 にすると、直近の IP アドレスを無視し、さらにひとつ前の IP アドレスを投稿元の IP アドレスとして記録します。
また、この環境変数に 1 以上の値を指定した場合は、指定した数値の回数だけ送信元をさかのぼります。もし、投稿元から PowerCMS までの間に、2 つのプロキシサーバーを経由している場合には、TransparentProxyIPs 2
と指定することで本来の投稿元 IP アドレスが記録されます。
使い方
TransparentProxyIPs 1
初期設定値
0
TransparentProxyIPs と関連のある環境変数 (33)
- AllowComments
- AllowPings
- CaptchaSourceImageBase
- CommentScript
- CommentSearchCutoff
- CommentSessionTimeout
- DefaultCommenterAuth
- DefaultEntryPrefs
- DefaultListPrefs
- EmailReplyTo
- GenerateTrackBackRSS
- HTTPInterface
- HTTPNoProxy
- HTTPProxy
- HTTPSProxy
- HTTPTimeout
- ImportPath
- MaxResults
- OneDayMaxPings
- OneHourMaxPings
- OutboundTrackbackDomains
- OutboundTrackbackLimit
- PingNoProxy
- PingProxy
- PublishCommenterIcon
- SearchCutoff
- SearchElement
- SearchMaxResults
- ShowIPInformation
- SignOnPublicKey
- ThrottleSeconds
- TrackbackScript
- TransparentProxyIPs