PowerCMS™
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ファイルへのリンク

サーバー上のファイルをテンプレートとして読み込みます。
テンプレートを別の編集ツールで作成し、ファイルとして管理している場合などに利用します。

利用方法

「ファイルへのリンク」の入力欄に、リンクされたファイルへのサーバ上のパスを入力します。
絶対パスでの指定が望ましいですが、相対パスで指定した場合は、自身のスペースのスペースパスが基点になります。

また、パスに含まれるディレクトリはあらかじめ作成しておく必要があります。
リンクされたファイルが存在しない場合は、管理画面上でテンプレートを保存した際に、そのテンプレート内容が書き込まれたファイルが作成されます。

リンクされたファイルを自分で作成する場合、文字コードは「UTF-8」改行コードは「LF」を指定して保存してください。
リンクされたファイルの文字コードと PowerCMS 側の文字コードが異なる場合、テンプレート編集画面の表示や、再構築の出力内容が文字化けすることがあります。

使用されるテンプレートの優先順位

テンプレート編集画面の表示や再構築の際、通常はデータベースに格納されているテンプレート内容が使用されます。
「ファイルへのリンク」を設定した場合は、設定したファイルの内容がデータベースより優先して使用されます。

また、リンクされたファイルとデータベースのテンプレート内容に差異がある場合、テンプレートの保存時や再構築時に、リンクされたファイルのテンプレート内容がデータベースに上書きされます。

再構築やテンプレート編集画面の表示で使用されるテンプレート
ファイルへのリンク 優先されるテンプレート
再構築 テンプレート編集画面
あり リンクされたファイル リンクされたファイル
あり ※ファイルの中身が空(0 バイト)の場合 データベース データベース
なし データベース データベース

テンプレート編集画面での各操作時におけるテンプレート内容の書き込み動作については、以下の表をご参照ください。

リンクされたファイルとデータベースへの書き込み
テンプレートを編集した場合 リンクされたファイルを編集した場合
テンプレート内容あり テンプレート内容なし(空) ファイル内容あり ファイル内容なし(空)
再構築 書き込みは発生しない ファイルの内容がデータベースに書き込まれる ファイルの内容がデータベースに書き込まれる 書き込みは発生しない
変更を保存、保存と再構築 テンプレートの内容がデータベース、ファイルともに書き込まれる ファイルの内容がデータベースに書き込まれる ファイルの内容がデータベースに書き込まれる テンプレートの内容がデータベース、ファイルともに書き込まれる

最新のテンプレート内容のバックアップ

「ファイルへのリンク」を設定し、テンプレート編集画面からテンプレート内容を変更して保存した場合、データベースと併せてリンクされたファイルにも変更内容が上書き保存されます。
そのため、定期的なバックアップとは別に、最新のテンプレート内容のバックアップ用途にも利用できます。

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