PowerCMS™
2025年1月1日購入分よりライセンスの価格を改定いたします。
[ブログ] PowerCMS 6 でのアップデートまとめ を追加しました。
[新着情報] PowerCMSクラウド環境での設定変更予定のお知らせ を追加しました。
[よくあるご質問] システムログに「タスクを実行するために必要なロックを獲得できませんでした」というログが残っている を追加しました。

アクセス解析

アドオン・プラグイン

※ この機能はレガシーなプラグインによって提供されております。レガシーなプラグインはアップデートやメンテナンスが行われませんので、予期せず解決が困難な問題が発生した場合は修正が行われず、また代替機能への移行ツールもございません。これまで使用していたお客様のみご利用ください。

各ページへのアクセス状況のレポートを作成する機能です。アクセスの多い記事/ウェブページ等をテンプレートタグによって出力することも可能です。

アクセス解析用のテンプレート

アクセス解析機能を利用するには、以下の4つのインデックステンプレートが必要です。 $MT_DIR/plugins/LogViewer/templates 以下にテンプレートサンプルが用意されています。

テンプレート 公開状態 出力ファイル名 解説 サンプルファイル
アクセスログ記録 スタティック tracking/access.php アクセスログ保存 JavaScript によって送信されたパラメータ付きのリクエストを分解してログファイルを保存します。 access.tmpl
検索ログ記録 スタティック tracking/search.php 検索ログ保存 JavaScript によって送信されたパラメータ付きのリクエストを分解してログファイルを保存します。 search.tmpl
アクセスログ保存 JavaScript スタティック tracking.js アクセスログ保存に必要なパラメータを組み立てて「アクセスログ記録」ページへリクエストを送ります。 tracking.tmpl
検索ログ保存JavaScript スタティック search_tracking.js 検索ログに必要なパラメータを組み立てて「検索ログ記録」ページへリクエストを送ります。 search_tracking.tmpl

※ 検索ログは $POWERCMS_FILES_DIR/log 以下に保存されます

アクセスログのインポートとレポートの構築

アクセス解析を行うためには、保存されたログファイルをデータベースにインポートする必要があります。ログのインポートはスケジュールタスクで自動的に行われますが、管理画面から行うこともできます。

メニュー [ツール] 内 [アクセスログの取込み] を選択すると、ログをデータベースにインポートしてアクセスレポートを再構築します(ここで言う再構築は物理的なレポートファイルの生成ではなく、データベース上の各種データの更新を指します。)。

アクセスログのインポート

アクセスレポートの参照

メニュー [ツール] 内 [アクセスログを表示] を選択するとアクセスログのレポートが参照できます。

システムメニューから選択した場合は、すべてのスペースの合計をベースとしたレポートを、各スペースのメニューから選択した場合は、該当するスペースのみのレポートが参照できます。

アクセスレポートの参照

レポートの名称 日付範囲 解説
日付レポート 年別、月別 ページビューの合計を日付順にグラフ表示します
URLレポート 全期間、最近の1-10日、年別、月別、日別 URL 毎のページビューをアクセスの多い順に表示します。
検索レポート 全期間、最近の1-10日、年別、月別、日別 サイト内検索で使われた検索キーワードを回数の多い順に表示します。
フレーズレポート 全期間、最近の1-10日、年別、月別、日別 複数の単語からなる検索リクエストについてのレポートです。
タグレポート 全期間、最近の1-10日、年別、月別、日別 タグ検索の回数(タグクラウドをクリックした回数)を降順表示します。

テンプレートタグ

ブロックタグ

MTHotTags
タグレポートの上位タグから lastn モディファイアで指定した数だけ降順に出力します。sort_order モディファイアの指定も可能です。 対象期間を period モディファイアで指定できます。last1day または last7days、任意の数字が指定できます。
<ul>
  <MTHotTags period="last7days" class="entry">
    <li>
      <a href="<$MTAltSearchPath$>?query=<$MTHotTag escape="url"$>&amp;offset=1&amp;limit=20&amp;blog_id=<$MTBlogID$>&amp;tag=1"><$MTHotTag escape="html"$> (<$MTHotTagCount$>)</a>
    </li>
  </MTHotTags>
</ul>
MTHotEntries

アクセスレポートの上位記事から lastn モディファイアで指定した数だけ降順に出力します。sort_order モディファイアの指定も可能です。

対象期間を period モディファイアで指定できます。last1day または last7days、または任意の数字が指定できます。また、class モディファイアで entry (記事) または page (ウェブページ) を指定できます。

このブロックタグの内部では、MTEntries ブロックタグと同様のファンクションタグが使用できます。

<ul>
  <MTHotEntries period="last7days" class="entry">
    <li>
      <a href="<$MTEntryPermalink escape="html"$>"><$MTEntryTitle escape="html"$> (<$MTHotEntryCount$>)</a>
    </li>
  </MTHotEntries>
</ul>

ファンクションタグ

MTHotEntryCount
MTHotEntries ブロックタグの中で使います。ページの表示回数を数字で出力します。
MTHotTag
MTHotTags ブロックタグの中で使います。タグの名前を出力します。
MTHotTagCount
MTHotTags ブロックタグの中で使います。MTHotTags で指定された期間内に何回検索されたかを数字で出力します。
MTTrackingTag
アクセスログを記録するための JavaScript コードを出力します。このタグは通常、body 要素の閉じタグの直前に記述します。また、このタグが呼ばれる前に、そのページのタイトルを以下のように変数 page_title に入れておく必要があります。これは通常、各テンプレートの冒頭で行います。
例:
<MTSetVarBlock name="page_title"><$MTEntryTitle$>: <$MTBlogName$></MTSetVarBlock>
MTTrackBasename
アクセスログ記録テンプレートの出力ファイル名を出力します。このタグによって出力される値はテンプレートの設定値ではなく、スペース毎のプラグイン設定で指定された値であることに注意してください。既定値は dynamic/tracking.html です。
MTSearchTrackBasename
検索ログ記録テンプレートの出力ファイル名を出力します。このタグによって出力される値はテンプレートの設定値ではなく、スペース毎のプラグイン設定で指定された値であることに注意してください。既定値は dynamic/search_tracking.html です。
MTTrackScript
アクセスログ保存 JavaScript テンプレートの出力ファイル名を出力します。このタグによって出力される値はテンプレートの設定値ではなく、スペース毎のプラグイン設定で指定された値であることに注意してください。既定値は tracking.js です。
MTSearchTrackScript
検索ログ保存 JavaScript テンプレートの出力ファイル名を出力します。このタグによって出力される値はテンプレートの設定値ではなく、スペース毎のプラグイン設定で指定された値であることに注意してください。既定値は search_tracking.js です。

LogViewer プラグインの設定

アクセスログ解析用の LogViewer プラグインのシステム全体の設定では、解析対象から除外したい IP アドレスの指定とログデータのクリア (データベースからのクリア) を行うことができます。除外したい IP アドレスは改行を区切り文字として入力します。

また、イントラネット用途等で、拠点の IP アドレス毎のレポートを作成することも出来ます。IP アドレスと拠点名をスペースまたはタブ文字等で区切り、1行1拠点の形式で入力してください。IP アドレスは前方一致です。

この画面から LogViewer 関連のデータベースをクリアした場合、アクセスログ関連のデータは完全に削除され、元に戻すことはできません。

LogViewer プラグイン設定

各スペースのプラグイン設定画面からは以下の設定が行うことができます。デフォルトの状態 (テンプレートセット適用後の状態) で運用する限りにおいては設定を変更する必要はありません。

設定項目名 既定値 解説
ディレクトリへのアクセスに対する優先ファイル名 index.html / (スラッシュ) で終わるリクエストに対して補完するファイル名 (/ と /index.html 等が混在する場合、同一の URL として処理します)。
アクセスログ記録テンプレートの出力ファイル名 tracking/access.php 各テンプレートの出力ファイル名
アクセスログ保存 JavaScriptテンプレートの出力ファイル名 tracking.js
検索ログ記録テンプレートの出力ファイル名 tracking/search.php
検索ログ保存 JavaScriptテンプレートの出力ファイル名 search_tracking.js
次は
一覧へ

お問い合わせ

お問い合わせフォームがご利用できない場合は、以下のメールアドレスからも受け付けております。
contact@alfasado.jp

製品資料ダウンロード

パンフレットデータ、提案用資料などがダウンロードできます。