アップグレード後の PowerCMS ver.3 のバージョンに合わせて下記ページも参照してください。
PowerCMS ver.2 との互換性について
PowerCMS ver.3 のいくつかの機能は ver.2と の互換性がありません。互換性がないもののいくつかは移行ツールで部分的な引き継ぎが可能です。
部分的に移行が可能なもの
- 記事/ウェブページ/グループ/カテゴリグループ/スペースグループ
- 拡張フィールドのファイル添付 (アイテムのデータ保持形式の変更)
- ワークフロー (承認待ち記事/ウェブページのステータス番号)
移行できないもの
- PowerCMS プラグインのプラグイン設定
- テンプレートセレクター
- ブックマーク機能
これらは再度設定していただく必要があります。
ファイルのアップグレードについて
アップグレードの前にデータベースやプラグインファイル等を必ずバックアップしてください。
PowerCMS ver.3 では ver.2 からファイルの配置・構成が変更されているため、アップグレードはファイルの上書きではなくディレクトリを入れ替えて行います。 アプリケーションディレクトリを丸ごと上書きする方法でのアップグレードは絶対に行わないでください。
入れ替え後、下記のディレクトリを新環境に移行する必要があります。
$MT_DIR/powercms_files
$MT_DIR/mt-static/support
データ/設定のアップグレードについて
移行ツールには下記の制限事項がございます。
制限事項
- 記事/ウェブページグループは、記事/ウェブページグループに引き継がれます
- カテゴリーグループは、カテゴリ/フォルダグループに引き継がれます
- スペースグループは、ワークスペース/スペースグループに引き継がれます
- グループへの自動追加の設定は可能な範囲で引き継がれます
- グループ系プラグインのプラグイン設定は引き継がれません
移行は下記の convert-powercms を一回実行する事で行われます。
cd $MT_DIR && /usr/bin/perl tools/convert-powercms
convert-powercms は一回だけ実行してください。複数回実行してしまうとその度にデータ移行が行われます。
PowerCMS テンプレートセットについて
PowerCMS ver.2 のテンプレートセットをご利用の場合、 $MT_DIR/plugins
へ PowerCMSTemplateSet をインストールする必要があります。