オプションプラグインとしてフォーム項目を追加するプラグインが提供されています。
追加可能なフォーム項目の種類について
下記のフォーム項目を追加することができます。
- 日付(ドロップダウン) ( CFDateDropDownField プラグイン )
- 電子メール(確認用) ( CFEmailCheckField プラグイン )
- ファイル ( CFFileField プラグイン )
- 隠し項目 ( CFHiddenField プラグイン )
- パスワード ( CFPasswordField プラグイン )
- テキスト(複数フィールド) ( CFTextMultiField プラグイン )
各フォーム項目表示サンプル
各フォーム項目特有の設定内容
上記のオプションプラグインによって追加できるフォーム項目ですが、設定項目の用途が通常と異なっていたり、標準では用意されてない設定項目の存在するものがあります。以下ではそれらのフォーム項目について補足します。
日付(ドロップダウン)
ドロップダウンに表示する「年」はオプションにて指定します。
電子メール(確認用)
「比較する項目のベースネーム」に、「電子メール」のフォーム項目のベースネームを指定します。ここで指定した「電子メール」の項目と、「電子メール(確認用)」に入力された値が、一致しているかどうかをチェックします。合わせて「入力チェック」を有効にしてください。
ファイル
mt-config.cgi に環境変数「ContactFormAllowUploadFile」を指定してください。
項目名 | 設定例 (既定値) | 説明 |
---|---|---|
ContactFormAllowUploadFile | なし | ファイルを送信を許可するかしないかを設定します。許可する場合は1を指定します。 |
環境変数 ContactFormAllowUploadFile 1
を設定すると、ContactFormで生成されるフォームのenctype属性の値が、multipart/form-data
に自動的に変更されます。
「オプション」に、送信可能なファイルの拡張子を指定できます。また、「ファイルサイズ上限」に送信可能なファイルの上限ファイルサイズを指定できます。
※ 環境変数 CGIMaxUpload 以上の値を設定した場合、CGIMaxUpload が上限ファイルサイズになります。
フォームから送られたファイルはアイテムに登録します。
項目名 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
アップロード先ディレクトリ | <$MTBlogSitePath$>/contact_form_files/<$MTDate format=”%Y-%m-%d”$> | ファイルをアップロードするディレクトリの絶対パスを指定します。ディレクトリのパスはワークスペース/スペースの公開パス以下である必要があります。 |
パスワード
「表示数(size)」に、パスワードとして必要な最小文字数を指定できます。合わせて「入力チェック」を有効にしてください。
テキスト(複数フィールド)
「オプション」に表示するテキストボックスをカンマ区切りで指定します。上記の例では、フォームの入力画面に都道府県・市町村・建物名のテキストボックスが表示されます。
送信される値は、複数フィールドテキストを結合した文字列になります。
インストール
プラグインの名前とディレクトリの名前が異なるため、下記を元に目的のプラグインをインストールしてください。
フォーム項目の種類 | プラグインの名前 | ディレクトリの名前 |
---|---|---|
日付(ドロップダウン) | ContactForm Date Field(DropDown) | CFDateDropDownField |
電子メール(確認用) | ContactForm EmailCheckField | CFEmailCheckField |
ファイル | ContactForm FileField | CFFileField |
隠し項目 | ContactForm HiddenField | CFHiddenField |
パスワード | ContactForm PasswordField | CFPasswordField |
テキスト(複数フィールド) | ContactForm MultiField Text | CFTextMultiField |
例: フォーム項目「ファイル」を使いたい場合
PowerCMS のパッケージ中の CFFileField ディレクトリを取得し、サーバーへプラグインディレクトリへアップロードする
options/plugins/CFFileField