2016年11月25日
PowerCMSでのサイトリニューアル案件の振り返りについて
弊社では、勉強会とは別に、対応案件の目途が付くとその案件の振り返りを行います。
振り返りの方法はいくつもありますが、私が行った方法を記載していきます。
主催者はその案件の担当者。参加するメンバーは基本的には全社員です。
今回の勉強会が、ディレクション業務メインだったのでディレクターは全員参加、その他のメンバーは任意参加としました。振り返りの時間は1時間から2時間が目安となります。
話す内容は目的や概要などを含めつつ、KPT法を使用して振り返りを行いました。
KPT法
- K(Keep)
- P(Problem)
- T(Try)
日本語にすると以下のような意味です。
- K(Keep)=良かったこと
- P(Problem)=反省点
- T(Try)=今後にむけてどうするのか
どれから考えていくかですが、私は「良かったこと」から考えることにしました。
また、今回の振り返りを行うにあたり、どんなに簡単なものでも、それぞれの項目に該当すると思ったら、書き出していくことにしました。
以下の図のような表を作り、書き出していきました。
1.K(Keep)=良かったこと
- 〇〇を行うことができた
- この案件をしたから、〇〇が身についた
- 〇〇の方法を理解することができた
など、「良かった」と思えることを箇条書きで書き出していきます。
一通り書き出すと次に「反省点」に進みます。「良かったこと」で書き出せたのは、5つです。
2.P(Problem)=反省点
- 〇〇ができなかった
- 〇〇の連携が遅れた
- 〇〇について調べながら進めたので時間がかかった
「反省点」で書き出せたのは、8つ。いざ、書き出してみると「良かったこと」よりも「反省点」が多い結果となりました。
書き出しを行ってみて、「反省点」から行い、「良かったこと」を書き出しても良かったかもと思いました。理由としては、「良かったこと」を考えながら「反省点」も一緒に出てきてしまったためです。
最後に、「良かったこと」、「反省点」を元に「今後にむけてどうするのか」を考えます。
3.T(Try)=今後にむけてどうするのか
- 「良かったこと」と「反省点」を踏まえて、今後どのように案件を進行していくのか
- 「反省点」であげた点を繰り返さないためにはどうすれば良いのか
としました。
「今後にむけてどうするのか」というのが一番大事な事だと思うので、「良かったこと」と「反省点」よりも少し時間をかけて、細かく書き出していきました。
資料の作成
KPT法がまとまったら、振り返りを行うための資料を作成していきます。
KPT法に加えて、案件の目的、案件に関わったメンバーも記載していきます。今回の案件は社内でも多くの人が携わったので、この人はこの役割、など細かく書くことはしませんでした。
3つの工程に分けてその工程に該当した人のみ、名前を記載していきました。
リハーサル
人前で話をする事にあまり慣れていないため、リハーサルを行いました。
事前に人の前で話をすることで、声に出して読むと読みづらかったり、資料が見づらかったりなど、実際に行ってみないとわからない点など知ることができ、その部分の修正を行うことができました。
学んだこと
振り返りを行うと、以下の事を再認識することができました。
- この案件がどんなものだったのか
- リリースまでにこの案件をどのように対応していったか
- 案件をリリースする上で、何が足りずにどう対応したか
- どのような事が学べたのか
上記を振り返る事で、自分に何が不足していて、何を学ばなければいけないかなども明確になりました。
同じような案件が来た場合でも1度経験しているので、焦らずに対応できると思います。
打ち上げ
この振り返りの後、打ち上げを行いました。
大阪ともビデオチャットで繋ぎ、親睦を深めました。
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