NoOverride
この環境変数は 4.2 から SearchOverride に統一されました。最新版の PowerCMS では SearchNoOverride をご利用下さい。機能及び挙動は同一です。
カンマ区切りで、検索テンプレートやユーザーによる検索用パラメーターの上書きを禁止する設定ディレクティブを指定できます。これは、PowerCMS の検索エンジンに、mt-config.cgi の指定値のみ許可したいときに設定します。
初期状態の PowerCMS の検索機能では、ほとんどの検索用パラメーターが検索テンプレートで上書きできる仕様になっています。逆に言うと、ユーザーは検索時のクエリーの値で、検索結果をコントロールできる状態になっています。これは便利ですが、ときに危険を伴います。
例えば、あなたが一般公開したくないプライベートなブログを作っている場合、検索テンプレートに「IncludeBlogs」や「ExcludeBlogs」で、検索結果に表示しないようにできます。しかし、そのような設定を行なっていたとしても、検索結果に表示する blog_id を強制的に指定することで、本来公開したくないブログの記事を、検索結果に表示させることができてしまいます。
NoOverride で、上書き禁止のパラメーターを指定すると、検索テンプレートや検索用パラメーターから、設定値の上書きができなくなります。
使い方
NoOverride SearchMaxResults,IncludeBlogs,ExcludeBlogs
初期設定値
この環境変数に初期設定値はありません。