PowerCMS を最新のバージョンにアップグレードする手順を解説します。
SQLite または PostgreSQL をご利用の場合は、アップグレードの前に MySQL 5.x への移行が必要です。移行手順は『SQLite / PostgreSQL から MySQL への移行』をご参照下さい。
PowerCMS では、上書きアップロードでのアップグレードは推奨していません。ここでは、新規でディレクトリを作成しアップグレードする方法を解説します。
アップグレードを行う前に、アップグレードの注意点をご一読ください。
新しいディレクトリでのアップグレード
- 既存環境をバックアップする
- 既存のアプリケーション ディレクトリと同じ階層に新規アプリケーション ディレクトリを作成する
後程変更するため、mt-new などわかりやすい名前で作成してください。例: /home/example/cgi-bin/mt-new
- 手順 2 で作成したディレクトリに 解凍した PowerCMS パッケージから mt の中身のファイルを展開する
- 現在のアプリケーション ディレクトリから必要なファイルをコピーする
『アップグレード時に、新しいディレクトリにコピーするファイル』をご参照下さい。 - アプリケーション ディレクトリの名前を変更する
- アプリケーション ディレクトリの mt.cgi にサインインする
『アップグレードウィザード』が実行され、自動でアップグレードが開始されます。
例:$ cp -a /home/PowerCMS6.6-Advanced/mt /home/example/cgi-bin/mt-new
例: 旧 /home/example/cgi-bin/mt → /home/example/cgi-bin/mt_backup 新 /home/example/cgi-bin/mt-new → /home/example/cgi-bin/mt
PowerCMS 1.5 から PowerCMS 4 以上へ直接アップグレードを行った場合は、スペースはすべて自動的にワークスペースに変換され作成されます。
PowerCMS 3 より前のバージョンからアップグレードした場合には、次に以下の作業をおこなってください。
アップグレード直後は、一部のデータが Data API で取得可能になっています。取得されると困る情報は、DisableResourceField 環境変数で制限しておいた方がよいでしょう。
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